ショーン・タン ミニフェア & 岸本佐知子さんサイン本先行販売のお知らせ
- 2021/09/24
- 17:26
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。ご縁があり、10/7(金)から10/18(月)までの間、ショーン・タンのミニフェアを開催する事になりました。絵本や様々なグッズなどを奥の間に並べて販売いたします。それに先立ちまして、明日9/25(土)より、翻訳者の岸本佐知子さんのサイン入り絵本をオンライン限定で販売いたします。↓https://hiruneko.thebase.in/search?q=%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%B...
かこさとし『秋』(講談社)
- 2021/08/06
- 18:51
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。かこさとし『秋』(講談社)ヒガンバナの行列に、風の中の赤トンボ。うろこ雲が遠くまで続き、野原にはノギクが咲き乱れる。秋は私の一番好きな季節。ところが、その秋をとても嫌いになったときがありました。それは今からずっとむかしの、昭和19年のことでした。「日本だってアメリカだって、勝っても負けても、戦争では人が死に、傷つき、生活がめちゃめちゃになっていく」「戦争をするだけ...
ももろ と まんまる〇展「くらしのもよう」
- 2021/08/06
- 13:55
長引くコロナ禍において、私たちは自らの生活を見直さざるを得なくなりました。当たり前だと思っていたことがそれほど大切ではなかったと知ったり、これまでは目にも留めなかった小さなものやことに意識が向いたり。日々を暮らすなかで、案外身近なところに楽しみや幸せがあったのだと気づいた人も多いのではないでしょうか。当店が開店当初に掲げていたコンセプトは「こころゆたかなくらし」。わざわざ言葉にして伝えることは少な...
坂口友佳子・のだかおり二人展「Five いままでと これからと」
- 2021/04/13
- 21:22
新店舗第2弾となる展示は、ご縁の深いこのお二人の展示となりました。共に「ひるねこBOOKSレーベル」の作家でもある、坂口さんとのださん。個展の度に新しい作品を見せていただいていますが、ふと「出会う前はどんな作品を描いていたのだろう」と気になりました。様々な絵の仕事をされているお二方ですが、実はあまり多くの人の目に触れていない作品もあるかもしれない。今の活躍につながる、「原石」のような作品がどこかにあるの...
北岸由美さん『ねこねこほいくえん おさんぽカー』サイン会
- 2021/03/24
- 22:45
4月発売の新刊『ねこねこほいくえん おさんぽカー』(文:石崎 洋司/講談社)の刊行にあわせ、絵を担当された北岸由美さんのサイン会を開催します。北岸さんにはこれまで2度にわたり個展を開催していただいた他、日頃から何かとお世話になっています。もちろん店主自身もファンの一人です。その北岸さんの絵本デビューとなる本作。ちょうど発売と当店の移転オープンの時期が重なることもあり、めでたく新店舗最初のイベントとして...
『物語のものがたり』(岩波書店)
- 2021/03/24
- 19:02
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。梨木香歩『物語のものがたり』(岩波書店)物語のものがたり [ 梨木 香歩 ]「学者でもなく児童文学作家とも名乗らない、いかなる権威とも無縁の一人のもの書き」が提案する、一つの読み方。秘密の花園、アリエッテイ、赤毛のアン……。児童文学の名作を読み解き、いぬいとみこ、石井桃子、村岡花子、ビアトリクス・ポターら先人たちの仕事の核心に迫っていく。鶴見俊輔・別役実との座談会「物語...
『女ふたり、暮らしています。』(CCCメディアハウス)
- 2021/03/19
- 19:08
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。キム・ハナ、ファン・ソヌ 著/清水知佐子 訳『女ふたり、暮らしています。』(CCCメディアハウス)女ふたり、暮らしています。 [ キム・ハナ ]「分子式にたとえるなら、私たち家族はW2C4といったところだろうか。女ふたりに、猫が四匹。今の分子構造はとても安定している」。ひとり暮らしの気楽さと身軽さは味わった。そろそろ誰かと暮らすのも良いかもしれない。でも結婚が解決策なわけでは...
『岩波少年文庫のあゆみ 1950-2020』(岩波書店)
- 2021/03/18
- 18:03
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。若菜 晃子『岩波少年文庫のあゆみ 1950-2020』(岩波書店)岩波少年文庫のあゆみ 1950-2020 (別冊2) [ 若菜 晃子 ]1950年のクリスマスの創刊以来、途切れることなく刊行され続けてきた岩波少年文庫。その70年のあゆみを振り返るとともに、代表作と作家の解説、挿絵画家の逸話、翻訳者の仕事にも光をあてた初めての保存版。誰もが知る名作から、岩波少年文庫ならではのラインナップも。お馴染...
「petit main」サイト〈3月のおすすめ絵本〉更新されました。
- 2021/03/13
- 16:26
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。子ども服ブランド petit main での絵本紹介、3月分が更新されました。今月は・『おおきくなるっていうことは』(童心社)・『ポポときせつのおかしづくり』(あかね書房)・『ライオンとタカとアリになった男の子』(BL出版)の3点です。よろしければご覧ください。⇨ http://petitmain.jp/diaries/koboari210313--なお、約4年間続いたこちらの連載は、今月で終了することになりました。オープ...
『小さな木 あるがままに子育て』(雷鳥社)
- 2021/03/12
- 18:29
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。野村直子 著、小林マキ 絵『小さな木 あるがままに子育て』(雷鳥社)小さな木 あるがままに子育て [ 野村直子 ]北欧諸国で始まったとされる森の幼稚園・野外保育。日本でも恵まれた自然環境を利用して、様々なスタイルの活動が行われています。自然の中で遊び、考え、感じ、育つこと。子どもをとりまく環境が一段と厳しさを増している現在において、それらの重要性はますます高まっているよ...
『かぐわしき植物たちの秘密 香りとヒトの科学』(山と渓谷社)
- 2021/03/11
- 18:26
田中修 、丹治邦和 著『かぐわしき植物たちの秘密 香りとヒトの科学』(山と渓谷社)かぐわしき植物たちの秘密植物から漂う天然の香り。姿や形はありませんが、古くから私たち人間の心と体を支えてくれています。ウイルスや細菌を撃退する香り、若返り、ダイエット、官能、リラックス……。キンモクセイ、バラ、シソ、ユズなど、なじみのある植物たちの、“ただものではない”香り。植物の存在なくしては人間は成り立たない。21世紀は...
『わたしの、本のある日々』(毎日新聞出版)
- 2021/03/08
- 18:47
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。小林 聡美『わたしの、本のある日々』(毎日新聞出版)わたしの、本のある日々 [ 小林聡美 ]「コーヒーと鳩サブレーとこれから読もうとしている本。ひとり掛けの椅子は電気ストーブの正面に陣取っている。ちょっとワクワクするひと時だ」。でも読むのに時間がかかるし、文字がほどよく大きくて、あまり厚くない本が好ましい。そんな「読書家」ではない著者が綴る、本とそれにまつわる何かしら...