もし僕がいま25歳なら……
- 2015/03/31
- 11:26
本屋開業準備中のkobaです。今日は3月31日。明日から新年度のスタートですね。新たなスタートを切るひとにおススメしたい本がこちら。松浦弥太郎『もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある』(講談社)。もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。(2013/11/20)松浦 弥太郎商品詳細を見る「暮らしの手帖」編集長でもあり、「COW BOOKS」でも知られる著者が、社会のルーキーに向けて書いた1冊。「もし」いま...
おおきくなるっていうことは
- 2015/03/30
- 09:47
本屋開業準備中kobaです。この時期にぴったりの絵本を紹介します。『おおきくなるっていうことは』(童心社)。おおきくなるっていうことは (ピーマン村の絵本たち)(1999/01)中川 ひろたか商品詳細を見るおおきくなるって、どんなことかわかるかな?洋服が小さくなること、水に顔を長くつけられること、あんまり泣かないこと、ひとに優しくできること……。それからほかにもいっぱいあるんだよ。「おおきくなること」について、子ども...
世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ
- 2015/03/27
- 00:01
こんばんは。本屋開業準備中のkobaです。『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』(汐文社)。世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ - 2012年、ブラジルのリオデジャネイロ。地球の未来について話し合うための国際会議が開かれました。世界中から集まった各国の代表者が順番に意見を述べました。会議も終わりに近づき、南米の国ウルグアイの番がやってきました。演説の壇上に立ったムヒカ大統領は質素な背広姿。そう、彼は世界で...
英語ができない私をせめないで!
- 2015/03/24
- 07:51
おはようございます。本屋開業準備中のkobaです。小栗左多里『英語ができない私をせめないで!』(だいわ文庫)。英語ができない私をせめないで!―I want to speak English! (だいわ文庫) - コミックエッセイ「ダーリンは外国人」でおなじみ、小栗左多里さんの、英語奮闘記ともいえるエッセイです。「旦那さんが外国人なのだから、英語なんて自然に身につくのでは?」という疑問がわいてくるのですが、話はそう簡単ではないらしい!...
赦免された男バラバ
- 2015/03/23
- 19:24
本屋開業準備中のkobaです。『バラバ』(岩波文庫)。イエス・キリストが磔刑に処せられた時、身代わりとして死刑を免れた男がいました。その男の名はバラバ。この物語は、バラバという一人の男の心の動きを通して、信仰とは何か、ということを問いかけます。赦免されたバラバは、ゴルゴダの丘で、十字架の上のイエスをじっと見守ります。やがてイエスが息絶えたとき、空が突然暗くなり、闇に包まれます。尋常でない様を目にしたバラ...
恵文社一乗寺店
- 2015/03/23
- 16:01
こんにちは。本屋開業準備中のkobaです。今回の京都めぐりのハイライト、恵文社一乗寺店!いろいろな媒体で目にして、ずっと行きたかった本屋さんです。京都の街なかから、叡山電鉄に揺られます。車内は恵文社詣で?の女子率が高い(笑)一乗寺の駅を降りて、3~4分歩くと左側に見えてきました!書店を真ん中にして、向かって右が生活館、左側が雑貨や文具、ギャラリーです。やや緊張して中央の扉を開けると、そこはまさに本のワン...
作家の家
- 2015/03/18
- 07:51
『作家の家』(平凡社 コロナ・ブックス)作家の自宅を写真とともに紹介しています。主なラインラップは以下の通り。山口瞳澁澤龍彦立原道造植田正治井上靖石井桃子種村季弘長沢節……などなど。いかがですか?自宅をのぞいてみたくなりませんか(笑)?これぞ澁澤龍彦、という感じの置物や絵が飾られた、鎌倉の澁澤邸。子どもたちのために出入り・日当たりに気を配った石井桃子の「かつら文庫」。屋根裏部屋に住み、若い学生と交流を...
東北を救ったディーゼル機関車
- 2015/03/15
- 18:50
今回は絵本を一冊。すとうあさえ・文/鈴木まもる・絵『はしれディーゼルきかんしゃデーデ』(童心社)。2011年3月11日の東日本大震災から4年が過ぎました。ここ最近、北陸新幹線や上野東京ラインの開業で、鉄道の話題がホットです。そこで思い出すのがこの絵本。3.11の際、東北で大活躍したディーゼル機関車がいたことを皆さんはご存知でしょうか?震災時、東北では鉄道が止まり、高速道路もストップ。燃料や食料などの輸送の道が...
美しく生きる言葉
- 2015/03/14
- 17:26
中原淳一『美しく生きる言葉』(イースト・プレス)。戦後、「それいゆ」「ひまわり」などの雑誌で、世の女性に夢と希望を与えつづけた中原淳一の言葉集です。「賢く、美しい女性になってほしい」という願いが込められた言葉の数々。そこからは、どう生きるか、というメッセージ伝わってきます。以下、心に残った言葉をいくつか。〈「おしゃれな人」とは、美しくありたいと思う心が、ことさらに強い人のことです〉〈いつでも自分を大...
「つくるひと」の暮らし
- 2015/03/11
- 10:26
赤澤かおり編『つくるひと―そのくらし』(メディアファクトリー)。料理、バッグ、雑貨、テキスタイル……衣食住にかかわる様々なジャンルで、作品を生み出す「つくるひと」に焦点をあてた本です。料理家やアーティスト、スタイリストなど23人の女性の著書を紹介しながら、それぞれの作品づくりや暮らしに対する思いを聞きます。共通しているのは、日々の暮らしを気持ちよく、自分らしく楽しむ、ということでした。決して無理をせず...
デザインとはなにか?
- 2015/03/08
- 18:37
原研哉『デザインのめざめ』(河出書房文庫)。もともとは日経新聞に連載されていた文章とのことで、一つ一つの項目が短く、とてもリズミカルで読みやすい。サクサクと読めてしまう、軽快な一冊。飄々とデザインについて語っているようだが、中身は濃く、そこからは「デザインとはなにか」ということに対する考え、思いが伝わってくる。だが、そこを生真面目な文章だけにしないところが原氏の良いところ。・外国で出会った、便器に描...
バナナの皮ですべってころぶ――フードのステレオタイプ
- 2015/03/08
- 12:36
料理研究家、福田里香さんの『ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50』。誰もが「あるある!」「そうそう!」とうなずいてしまう、食べ物に関するステレオタイプを50コ紹介しています。なぜ、賄賂は菓子折りの中に忍ばせるのか?なぜ、絶世の美女は、何も食べないのか?なぜ、カーチェイスではね飛ばされるのは、いつも果物屋なのか?なぜ、バナナの皮ですべってころぶのか?……などなど。その答えはこの...
夢の櫂こぎどんぶらこ
- 2015/03/08
- 12:34
田辺聖子『夢の櫂こぎどんぶらこ』(集英社)。田辺聖子氏といえば、なんとも愛らしく、ときに憎たらしい(?)、ぬいぐるみたち。『スヌー物語』でもおなじみの、スヌーやオジンをはじめ、チビやアマ、デコなどの、個性豊かなぬいぐるみ(彼らはこう呼ばれるのが好きではない?)たちが大活躍!雑誌の取材で集合写真をとることになった際、スヌーたちは身だしなみを整えたりソワソワ……。みんな〈特等席〉に座りたがっているのに、な...