『ひげひげ わたりひげ』
- 2017/04/28
- 19:27
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。明日からいよいよGW。きっとゴキゲンにお過ごしな方も多い金曜日、こんなゴキゲンな絵本はいかがでしょうか。酒巻 恵『ひげひげ わたりひげ』(あかね書房)ひげひげ わたりひげ [ 酒巻 恵 ]春がきて暖かくなると、いろいろな命が動き出します。そして、町にはまた「ひげ」の群れが帰ってきました。チョビひげや男爵ひげのような見慣れたものもあれば、「ギザギザヒゲ」「二ホンドロボウヒゲ」...
『Dear, THUMB BOOK PRESS』
- 2017/04/27
- 21:56
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。当店でも『Dear, THUMB BOOK PRESS』の取り扱いが始まりました。イラストレーター、銅版画家として活躍するタダジュン初の作品集。架空のプライベート・プレス〈THUMB BOOK PRESS〉主宰のサムが愛した文学作品の装丁を、タダジュンが手がけます。作品一点ずつに、コレクターによる解説が寄せられています。柴田元幸や小野正嗣らによって語られる謎の人物・サムとは一体何者なのか。その姿がこ...
『暗い時代の人々』
- 2017/04/26
- 22:47
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。森まゆみ『暗い時代の人々』(亜紀書房)暗い時代の人々 [ 森 まゆみ ]1930年から45年、満州事変勃発から太平洋戦争終結に至る15年間。その「暗い時代」に、精神の自由を掲げて戦った9人の物語。彼らが点したのは、「ちらちらゆれる、かすかな光」。間違いなく翳に覆われつつある今の時代において、本書はその小さな光です。それを消さないように、大きくするように、本を売っていきたいと思い...
高木亮きりえ展「ねこマルシェ~ねこペティ原画展」
- 2017/04/26
- 12:35
猫好きにだけ見える街・にゃなか連載中の「きりえ・ねこペティ」。その使用原画を集めた展覧会を、にゃなかのモデルとなった街・谷中にて開催します。猫と季節のたべものを合わせた作品が集まるさまは、まるで小さな市場のよう。お好きなものからさあ召し上がれ。「北欧」が一つの特色である当店にあわせて、特別企画として、きりえや偽本シリーズ最新作「北欧特集」のコーナーも出現します。どうぞお楽しみに。※原画のお渡しは会...
『murmur magazine for men 第3号』
- 2017/04/25
- 22:12
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『murmur magazine for men 第3号』(エムエムブックス)最新刊、ついに発売です。どうしようもないほど都市の論理で生きている私たち。特集は「万人直耕」を目指す思想を貫いた革命思想家・中島正。氏は、都市に住む「不耕の民」と、"本当の田舎”に生きる「直耕の民」とにスパッと分けます。「都市は非生産的・非合理的 繁栄するほど自滅の道へ」の文章にハッとし、「自分で自分のことをやれ...
『すべての雑貨』
- 2017/04/25
- 14:33
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。三品輝起『すべての雑貨』(夏葉社)「世界がじわじわと雑貨化している気がする。これは豊かになって物の種類が増えたから、ってだけじゃない。それまでは雑貨とみなされてなかった物が、つぎつぎと雑貨に鞍がえしているせいなのだ。」北欧系、乙女系、暮らし系、サブカル系、スピリチュアル系、レトロ系、ほっこり系……「雑貨」と呼ばれるものは無限の広がりをもっています。では雑貨とは一体...
【4/21新刊入荷 ②】
- 2017/04/21
- 18:51
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。こちらは北欧関係です。●『ありのままのアンデルセン ヨーロッパ独り旅を追う』(晶文社)ありのままのアンデルセン [ マイケル・ブース ]『英国一家、日本を食べる』などで知られるマイケル・ブースのデビュー作。不本意ながらデンマークに移り住んだ当初の「アンデルセンなんか、くそくらえ。」から、なぜ彼に興味を持ち、その足跡を辿ったのか。その道の途中で見えてきたものとは。アンデル...
【4/21新刊入荷 ①】
- 2017/04/21
- 18:50
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。●佐々木 マキ『へろへろおじさん』(福音館書店)へろへろおじさん [ 佐々木マキ ]転んだって、押しつぶされたって、ブタの集団に巻き込まれたって、最後には良いことがある。見ててくれる人がいる。なんて、教訓めいた読み方をしたって面白くない。おじさんの姿とはちゃめちゃな展開に笑えばいい。でも最後の後ろ姿にはジンときたよ、おじさん。●益田ミリ『今日の人生』(ミシマ社)今日の人...
甲斐みのりさん『ジャーナル』
- 2017/04/20
- 19:17
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。新刊というわけではありませんが、甲斐みのりさんの『ジャーナル』が入荷しました。ジャーナル [ 甲斐みのり ]2000年代、「Loure」(ロル)のホームページで綴った、甲斐さんの言葉たち。活字になることも“仕事として書く”ことも意識していなかったというその文章は、だからこそ瑞々しく、そこからは日々の感触や熱が発せられています。感情という波間を軽やかに飛び回るように。こぼれ落ちてき...
『猫町ラプソディ』
- 2017/04/19
- 15:08
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。シンガーソングライター・山田稔明さんの最新刊『猫町ラプソディ』が入荷しました。猫町ラプソディ [ 山田 稔明 ]「僕らは猫の可愛らしさに〈慣れる〉ということがない。」の一文にはうんうんと頷くばかり。猫も、それを見つめる私たちも毎日少しずつ変わっていて、いつでも楽しませて、安心させてくれる。だからこそ毎日が愛おしい。「世界中すべての猫が幸せでありますように」そんな山田さ...
【キッテ通りイベント・水玉市】「言葉に添えて、想いを包んで ―愛らしい切手や封筒たち」
- 2017/04/18
- 19:43
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。4/29、30に開催される、谷中・キッテ通りの初イベント「水玉市」。当店は「言葉に添えて、想いを包んで ―愛らしい切手や封筒たち」を開催します。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~大切なあの人、もしくはどこかの誰か。急がなくてもいいけれど、伝えたい想い。自分が書いた文字で、贈りたい言葉。水面の葉がゆらゆらと漂い流れつくように、旅をしながら送り届けてくれるもの。素敵...
リトルプレス取り扱い『Letters』『て、わた し』
- 2017/04/16
- 18:22
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。最近はリトルプレス/ZINEをお預かりすることが増えてきました。決して多くはない刷り部数の中で、委託先に当店を選んでいただきありがたいです。ここ数日のものから。①『Letters』Vol.1~3「子どもとの暮らしから身近な自然とつながる たのしむ」をコンセプトに、街中の自然や、素敵なヒト・コトを紹介します。当たり前に大切に思えることを、まっすぐ、気負わずに。最新号の特集は《「小学校...
『シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン』
- 2017/04/15
- 18:38
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン』(ブルーシープ)シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン [ ブルーシープ ]2017年4月から全国巡回する「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン」展・公式図録。「ミッフィー(うさこちゃん)」や「ブラック・ベア」シリーズなど、ブルーナが60年にわたって手がけた絵本やブックデザイン約200点が掲載されています。余分なものをそ...
「谷中・キッテ通り」初イベント!【水玉市】開催のお知らせ
- 2017/04/14
- 16:58
水しぶきがキラキラと輝き、舞い散るように。キッテ通りにはたくさんのお店が点在し、光を放っています。川面に浮かぶ葉っぱの気分で、寄り道しながら水玉をつないでみませんか。そこにはきっと素晴らしい出会いが待ち受けているはずです。2017年、春の訪れとともに誕生した、谷中・キッテ通り。それを記念して、各店が趣向を凝らした2日間限りのマーケットを開催します。千駄木と根津とつなぐこの通りが一段と賑やかに。4/30には...
【満員御礼】本屋トーク第3回 忘日舎 × Readin'Writin' × ひるねこBOOKS
- 2017/04/14
- 16:49
※定員に達しましたので、お申込みを締め切りました。キャンセル待ちをご希望の方は、引き続きメールにてご連絡ください。お店を構えて本屋を営んでいる人たちは、日々どんなことを考えているのだろう?そのリアルな話を聞いてみたい!そんな個人的な思いから始まったこのトークも第3回を迎えます。第1回(2016.8)は同じく根津にある〈タナカホンヤ〉〈緑の本棚〉のお2人と、仕入れやお店の特色など古本屋のあれこれを。第2回(201...
鈴木まもる『わたり鳥』
- 2017/04/12
- 17:13
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。鈴木まもる『わたり鳥』(童心社)わたり鳥 [ 鈴木 まもる ]前作『ウミガメものがたり』に続く、動物たちの旅と生命の物語。場所を求めて大空を舞う鳥たちの生命力溢れる姿が、ダイナミックな構図で描かれます。迫力はそのままにさらに色彩や線が研ぎ澄まされ、鳥たちの説明ともあいまって、まるで図鑑を眺めているかのよう。でもそこには確かに命を守り、生み育てるものたちの壮絶なドラマがあ...
『大人ごはん Vol.2』
- 2017/04/11
- 17:51
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。待ってました!『大人ごはん Vol.2』!!「食」と一口に言ってもその世界は広く深い。料理、食べ方、食べる場所、誰と食べるか。お酒ももちろん外せません。そのようなあらゆる食材を上手く、美味く調理するように閉じ込めた『大人ごはん』が好きです。わずか52ページのこの本に、豊饒な世界が確かにあります。〈作家と料理〉の特集では、高山なおみさんやコクテイル書房の狩野さんらが武田百...
サユリ・ミナガワ個展 「KiMiKO x NORWAY」
- 2017/04/09
- 18:42
ノルウェー出身、サユリ・ミナガワさんの初個展を開催します。サユリ・ミナガワさんとの出会いは昨年夏頃。店の外に掲げられたノルウェー国旗を見てご来店くださり、そこでいろいろと会話をしたのが始まりでした。インスタグラムで更新されるちょっぴりシュールなイラストや、不思議な少女きみこの豊かな表情にたちまち魅了されました。そんな彼女の初個展。描き下ろしのイラスト作品や、初製作となるZINEやポストカードなど、どん...
【満員御礼】人気の絵本が生まれるまで-編集者が語る「たのしい絵本のつくりかた」
- 2017/04/06
- 12:36
※定員に達しましたので、お申込みを締め切りました。お申し込みありがとうございました。かがくいひろしさんの「だるまさん」シリーズや、ヨシタケシンスケさんの『りんごかもしれない』など数多くのベストセラー絵本を生み出してきた、ブロンズ新社の編集者・沖本敦子さん。その沖本さんをお迎えして、人気作品の制作背景や、絵本作家さんの素顔、これから出る本のお話など、編集者ならではの視点で絵本について語っていただきま...
「しのばずくんの玉手箱」
- 2017/04/05
- 18:41
二代目しのばずくん誕生から五年。おかげ様でしのばずくんは谷根千でのびのび暮らしています。不忍ブックストリートMAPや「一箱古本市」でお馴染みのしのばずくん。五周年を記念して、生みの親・はとさんの個展を開催します。イラスト原画、ぬいぐるみ、だるま、ハト商店の絵本、雑貨などなど展示・販売予定です。4/30の「不忍ブックストリート一箱古本市」を挟んだ12日間。ぜひお祝いに駆けつけてくださいね。お待ちしております...
『小辞譚 辞書をめぐる10の掌編小説』
- 2017/04/04
- 13:29
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。本日発売の新刊が入荷しました。『小辞譚 辞書をめぐる10の掌編小説』(猿江商會)「言葉には一つ一つ意味があるだろう。辞書の厚さの分だけ、人は世界を区切って、意味を与えてきたんだ」詩人、小説家、女優、落語家……様々な書き手が描く辞書をめぐる物語。文月悠光、藤谷文子、加藤ジャンプ、藤谷治など多彩な顔ぶれが集いました。木村衣有子さんの「やきとりらしさ」。焼き鳥と恋人と占い...
【不忍ブックストリート第19回一箱古本市】店主さんが発表されました!
- 2017/04/03
- 11:38
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。おはようございます。本日4/3は定休日のためお休みです。年度始まりで新たなスタートという方も多いですね。まずは深呼吸して臨みましょう。良い1日となりますように!さて4/30はいよいよ【不忍ブックストリート第19回一箱古本市】です。昨夜、ついに店主さんが発表されました!当店前でのご出店は〈しんや万象〉さん、〈嫌記箱〉さん、〈古本と雑貨 みかん箱〉さんです。どんな本と出合えるの...
『猫と五つ目の季節』『ひなたのねこ』
- 2017/04/01
- 18:39
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。先日当店にもお越しくださった、音楽家・山田稔明さんのカレンダー。店主の脇に飾ってあるのにお気づきでしょうか?4月はこちら。朝これを見て、すごく明るい気持ちになりました。この公園はきっとあそこですね。今日はどんよりとした空模様でしたが、明日はきっとこんな風景が楽しめるでしょう。春はすぐそこ。山田さんの書籍も引き続き販売中です。ぜひ。☆当店のwebショップはこちらhttp://h...