『問題だらけの女性たち』(河出書房新社)
- 2018/03/31
- 18:29
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。ジャッキー・フレミング 著/松田青子 訳『問題だらけの女性たち』(河出書房新社)問題だらけの女性たち [ ジャッキー・フレミング ]時は19世紀。イギリス・ヴィクトリア朝。女性たちがいかにバカバカしい迷信と固定観念に苦しめられたか、苦いユーモアと強烈な皮肉で描きます。〈当時の女性たちは、「家庭の玉」の中で生きていました。玉の中で、女性たちは、育児、床磨き、シーツやカーテン...
展示「しのばずくんの秘密のアルバム」
- 2018/03/29
- 18:02
不忍ブックストリートMAPや「一箱古本市」でお馴染みのしのばずくん。昨年に引き続き、当店で展示を開催します。生みの親・はとさんによる、しのばずくんの原画やグッズの販売、さらに谷根千界隈でのしのばずくんのお散歩写真を展示します。また、期間中の店内には、しのばずくんの「しおり」が本に忍んでいる場合があります。ぜひ探してみてください。4/29(日)の「不忍ブックストリート一箱古本市」を挟み、谷根千エリアが最も...
不忍ブックストリートMAPと「一箱古本市」ポスター、完成しました!
- 2018/03/29
- 17:31
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。谷根千散策に必携の、「不忍ブックストリートMAP」。本日、2018年版が出来上がってきました!新しくオープンしたお店や新規掲載のスポットなど、最新の情報を盛り込んでいます。そ・し・て!お気づきでしょうか?そう、今年は初めて当店が表紙に選ばれたのです〜♪♪♪お店の前の感じが、バッチリ出ていますね!さらには店主らしき人物の姿も……。似ているかどうかは実際お確かめいただければと思...
『うつくしい自分になる本』(筑摩書房)
- 2018/03/29
- 14:52
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。服部みれいさんの『うつくしい自分になる本』(筑摩書房)が入荷しました!『あたらしい自分になる本』、『自由な自分になる本』(ちくま文庫)に続く、シリーズ最新刊です!あたらしい自分とは、つまり本来の自分に戻ること。それは自然で自由な自分になることであって、自由な自分とは、まさに「うつくしい自分」。「自分自身が本質的にうつくしくなる本、「美容」の枠をもっともっと超えて...
『たぬきの花よめ道中』(岩崎書店)
- 2018/03/28
- 12:40
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。最上一平 作/町田尚子 絵『たぬきの花よめ道中』(岩崎書店)たぬきの花よめ道中 [ 最上一平 ]「サア、たいへん。きょうは、たぬきのよめいりだ。」山奥に暮らすたぬきの姉さんが、ニンゲンの住む大都会へお嫁入り!へき地もへき地。最果てだ!でも、どんなところだって住めば都。愛があるから大丈夫!化けたたぬきの御一行。ドキドキしながら電車に乗り込みますが……。「山も川もなくて、み...
『とらのことらこ』(小学館)
- 2018/03/27
- 18:02
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。きくち ちき『とらのことらこ』(小学館)とらのこ とらこ [ きくち ちき ]小さな虎の子とらこは、何をやっても失敗ばかり。「とらこ とらこ つかまえて」小さくて弱々しかったとらこは、親虎の温かな声と眼差しに守られて、いつの間にか大きく成長していました。子どもの育ちは嬉しい反面、わずかに生じる心の隙間。大切な存在だからこそ、大きく羽ばたいてもらいたいけど、できることなら...
『もしぼくが本だったら』(アノニマ・スタジオ)
- 2018/03/25
- 16:41
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。ジョゼ・ジョルジェ・レトリア ぶん アンドレ・レトリア え宇野和美 やく『もしぼくが本だったら』(アノニマ・スタジオ)もしぼくが本だったら [ ジョゼ・ジョルジェ・レトリア ]もし ぼくが本だったら ニューヨークのことも 古代ローマのことも 知っているだろう。もし ぼくが本だったら うちあけられたすべての秘密を しっかりと守ってみせる。もし ぼくが本だったら 流行や義務で 読まれ...
『丁寧に暮らしている暇はないけれど。』(SBクリエイティブ)
- 2018/03/24
- 17:05
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。一田 憲子『丁寧に暮らしている暇はないけれど。』(SBクリエイティブ)丁寧に暮らしている暇はないけれど。 時間をかけずに日々を豊かに楽しむ知恵 [ 一田 憲子 ]タイトルを見てドキッとしました。暮らしをテーマにした本や雑誌を作っている人が、丁寧に暮らしていない?そんな!?〈「イチダさんも、さぞ丁寧に暮らしているんでしょうね」と言われるのですが、実情はその真逆。毎日時間に追...
北欧ヴィンテージ絵本展
- 2018/03/20
- 18:20
北欧のヴィンテージ絵本やビジュアルブックなどを紹介している ELäMä booksさんのご協力のもと、昨年に引き続いて企画を開催します。本業がデザイン事務所である ELäMä booksさんは、これまで数多くの北欧絵本やデザインの優れた本などを収集してきました。今回は「北欧ヴィンテージ絵本展」。1930〜70年代に刊行された絵本の展示と関連書籍の販売を行います。実際に手にとってご覧いただける貴重な機会です。入手困難なものも多い...
『主よ 一羽の鳩のために 須賀敦子詩集』(河出書房新社)
- 2018/03/16
- 18:43
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『主よ 一羽の鳩のために 須賀敦子詩集』(河出書房新社)主よ 一羽の鳩のために 須賀敦子詩集 [ 須賀 敦子 ]ローマ留学中の1959年。30歳だったその1年間だけ、誰にも見せずひっそりと書かれたおよそ40篇の詩。「四季」桜のはなびらをこう集めて手にのせて そのうへにあなたを ねかせよう。五色浜の小石をこうあつめて手にのせて そのなかであなたを あそばせよう。稲の穂のしづくをこう...
『猫ヲ読ム』 『たべもの九十九』『キュロテ 世界の偉大な15人の女性たち』
- 2018/03/15
- 18:57
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。谷口香織 編/ホリナルミ 絵●『猫ヲ読ム』 (雷鳥社)猫ヲ読ム 文筆家・漫画家が綴る、ネコセトラ [ 谷口香織 ]写真家、詩人、医者、芸人、映画監督……。あらゆるジャンルの人々が書く、猫のこと。「貧乏でも猫だけはなぜか飼っていた」(南方熊楠)の一文に胸が熱くなる。猫への想い、共に過ごした日々の記憶。一言に込められ、でも溢れた。「思いのほか、いびきが大きい」(鹿島茂)高山 なお...
『コトノネ』最新号が入荷しています
- 2018/03/14
- 19:21
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。先月だったでしょうか、Twitterで「世界を平和にするために本屋をやってます」と書いたことがあります。そのTweetを見て、先日「ひるねこBOOKSにこの本をぜひ置いてほしいんです」と来てくださった方がいらっしゃいました。社会をたのしくする障害者メディア『コトノネ』。その最新号が入荷しています。〜この世には「障害者」も「健常者」もいない、おなじ人がいるだけです。誰もが「生きづら...
「petit main」サイト〈3月の絵本〉更新されました。
- 2018/03/13
- 12:03
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。子ども服ブランド petit main での絵本紹介、3月分が更新されました。今月は・『ポンチ』(パイインターナショナル)・『ロバのポコとうさぎのポーリー』(童心社)・『じてんしゃ のれるかな』(あかね書房)の3点です。よろしければご覧ください。⇨http://petitmain.jp/culture/book0313...
『ギガタウン 漫符図譜』(朝日新聞出版)
- 2018/03/11
- 18:32
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。こうの史代『ギガタウン 漫符図譜』(朝日新聞出版)ギガタウン 漫符図譜 [ こうの史代 ]「漫符」とは、♩や💢、zzzなどの表現記号のこと。言葉以上にダイレクト、その感情や動きを捉えて瞬時に読み手に伝えます。本書でそれを見せてくれるのは、個性的なウサギ、カエル、サルたち。こうの史代が描く、現代版「鳥獣人物戯画」。「漫画」という媒体のもつ面白さ。その根源に触れるようです。...
『窓から見える世界の風』(創元社)
- 2018/03/09
- 17:14
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。昨夜の大雨はまるで嵐のようでした。明けて本日もぐずついたお天気ですが、確実に春の暖かさを感じます。今年の春一番、とっくに吹いていたのですね。関東地方は3/1だったそう。毎年その響きを楽しみにしているのですが、今年はあっけなく過ぎ去ってしまいました。---福島あずさ 著/nakaban 絵『窓から見える世界の風』(創元社)窓から見える世界の風 [ 福島 あずさ ]風は目に見えず、手に取...
『ぼくと仕事、ぼくと子ども』(トランスビュー)
- 2018/03/08
- 15:49
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。影山大祐『ぼくと仕事、ぼくと子ども』(トランスビュー)ぼくと仕事、ぼくと子ども [ 影山大祐 ]「息子の成長速度が早いので、親としての僕の成長速度が全然ついていけない」「子どもにとって理想的な環境を、大人がどれだけつくれるかが大切なことだって思い込んでいた」「子どもの本専門店で働く者としての使命は、子どもたちにたくさんの余白をつくってあげること」絵本作家、靴デザイナー...
石井ゆかりさん「一言メッセージ入りサインカード」配布いたします
- 2018/03/06
- 18:23
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。石井ゆかりさんのおみくじ企画、第2弾です!先週の「一言おみくじ+サイン」入り本は、おかげさまで3/3の初日に完売しました。たくさんのご来店、誠にありがとうございました。今回、石井さんが急遽「一言メッセージ入りサインカード」を用意してくださいました。当店で新刊書籍をお買い上げの方に差し上げます。なお、数に限りがありますため、声を掛けて頂いた方にお渡しします。ご希望の方...
ノグチクミコ『ほんとうの空の下で』
- 2018/03/04
- 19:19
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。ノグチクミコ『ほんとうの空の下で』電気紙芝居と呼ばれる「幻灯機」。戦後間もなく、自宅で子どもたちに向けた幻灯会を開いていた川本年茂さんは、60代で福島県浪江町の山里に移り住み、愛犬のシマと暮らしていました。その暮らしは、ほぼ自給自足。水道は湧き水、薪を割って火を起こします。ご飯を食べて、お風呂に浸かって、眠る。桃源郷とさえ感じられる山里で、シマと一緒のそんな日々が...
『幸福論』(亜紀書房)
- 2018/03/03
- 19:10
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。若松英輔『幸福論』(亜紀書房)幸福論 [ 若松 英輔 ]よわいひとになれつよいだけの人は人生の秘儀を 知らない誰かを助け 励ましてばかりいて助けられることを 知らない(「人生の秘儀」)どんな 黄金よりもつよく 明るく輝きを 放つものあなたと 過ごす 二度と還ることのない 今(「黄金のとき」)幸福の定義は様々で、決まった形など存在しない。誰もがそれぞれの幸いを、福を持っ...
『モモコとうさぎ』『ヲトメノイノリ』『星か獣になる季節』
- 2018/03/01
- 18:35
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。●大島真寿美『モモコとうさぎ』 (KADOKAWA)モモコとうさぎ就活に失敗したモモコは自分の部屋に引きこもり、息をつめるように縫い物に没頭。ちくちくちく。「まあ、だからさ、あれはさ、いわゆる逃避ってやつだろうよ」ぬいぐるみのうさぎたちが会話をする。自分の巣を飛び出したモモコが出会ったものとは。働くって何だろう?●石田千『ヲトメノイノリ』(筑摩書房)ヲトメノイノリ (単行本...