「JulyBooks/七月書房」フェア
- 2018/05/30
- 16:36
2016年まで、下北沢で店舗を構えていた古書店「JulyBooks/七月書房」。初めて伺った際に、その空間と品揃えに一目惚れし、以降、ひるねこBOOKS開店前に何度か通わせていただきました。開店後、「Julyさんの雰囲気に似ていますね」と言われたことも、一度や二度ではありません。何を隠そう、ひるねこBOOKSがもっとも影響を受けたのが、JulyBooksさんなのです。店主にとっては「夢の本屋さん」の一つでもあります。現在はネットショ...
『一日の言葉、一生の言葉』(草思社)
- 2018/05/29
- 18:48
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。白井明大『一日の言葉、一生の言葉』(草思社)一日の言葉、一生の言葉 旧暦でめぐる美しい日本語 [ 白井 明大 ]「ひねもす」「月渡る」「蛍火」「恋風」……。一日、一月、一年、一生と、流れる時間を慈しみ、愛おしむ。私たちの豊かな心は、そこに豊かな言葉を生む。言葉が蔑ろにされ、傷つけられる時、人間の心もまた、無傷ではいられない。私たちは今まさに、そんな世の中を生きているようだ...
『薬草のちから』『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』『原発とジャングル 』
- 2018/05/27
- 15:41
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。●新田理恵 (晶文社)『薬草のちから 野山に眠る、自然の癒し』薬草のちから 野山に眠る、自然の癒し [ 新田理恵 ]「苦そう」「まずそう」「ゲームでは知ってる」そんなイメージのある薬草。でも意外と身近なものかも?医食同源、私たちの暮らしと健康を支える植物たちを食卓研究家が紹介。とりあえず自宅の前に生えているドクダミに癒しを求めたい。奥野克巳 (亜紀書房)『ありがとうもご...
『新しいおとな』『世界のことば アイウエオ』
- 2018/05/25
- 18:10
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。●石井桃子『新しいおとな』(河出文庫)新しいおとな (河出文庫) [ 石井 桃子 ]子どもたちにとって絵本とは何か。昔話をどう伝えるか。ファンタジーについて。「子どもの本」は根源的に「人間の本」であるという信念のもと、様々な実践を試みた石井桃子。プーさんやピーターラビットを見つめた目に、いまの「おとな」たちはどう映るだろうか。●黒田龍之助『世界のことば アイウエオ』(ちく...
『靴のおはなし1』『ジジの合鍵〜雑貨屋ジジとアーティストの10年〜』『本屋の本の本(壱)』
- 2018/05/24
- 18:34
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『靴のおはなし1』(ループ舎)靴のおはなし1 [ いしいしんじ ]いしいしんじ、広瀬裕子ら5名の書き手による「靴」の物語。「ひとつも捨てない」(大竹昭子)の左右対称性の話は、片手袋とも通じて興味深い。ぴったりした靴を履けばどこまででも歩いて行ける気がするのは、本と同じかもしれない。靴のレーベル「NAOT」、刊行第一弾。小山奈々子/野口幸子 (kukui books)『ジジの合鍵〜雑貨屋...
【掲載のお知らせ】春陽堂書店webサイト「本と人と街をつなぐ 明日へ続く本屋のカタチ」
- 2018/05/23
- 11:34
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。明治11年創業の老舗出版社・春陽堂書店さんが、この度webサイトをリニューアルなさいました。本にまつわる物語や情報を積極的に発信していかれるようです。これにあわせて、「本と人と街をつなぐ 明日へ続く本屋のカタチ」が連載開始。第2回で当店を取り上げていただきました。ひるねこBOOKSレーベルの絵本『みけねこてんちょう』についても触れています。荻窪の本屋Titleさんとあわせて公開...
『岡尾美代子の雑貨ヘイ!ヘイ!ヘイ!』(CCCメディアハウス)
- 2018/05/19
- 18:31
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『岡尾美代子の雑貨ヘイ!ヘイ!ヘイ!』(CCCメディアハウス)岡尾美代子の雑貨ヘイ!ヘイ!ヘイ! [ 岡尾美代子 ]「Hej」はスウェーデン語の「こんにちは」。「雑貨さん、こんにちは!」という通り、ここにあるのは旅先や日々の暮らしで出会う愛おしい雑貨たち。雑貨というモノを通して、日本と外国という場所、日常と非日常が繋がっているような不思議な感覚に。と見せかけて、実は猫とお茶...
『ようかいしりとり』『とびますよ』『あのくも なあに?』
- 2018/05/18
- 16:03
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。おくはらゆめ 作『ようかいしりとり』(こぐま社)ようかいしりとり [ おくはらゆめ ]妖怪博士としりとり対決!「ろくろっくび」「びんぼうがみ」「みつめこぞう」……。有名な妖怪から、初めて耳にするような名前まで。妖怪を見破る「きつねのまど」の作り方も。この世ならざるものの存在を知ることは重要だと思うのです。一緒にしりとりしようかい?内田麟太郎 文/にしむらあつこ 絵『とびま...
『北欧に学ぶ小さなフェミニストの本』(岩崎書店)
- 2018/05/18
- 13:47
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。サッサ・ブーレグレーン 作/枇谷玲子 訳『北欧に学ぶ小さなフェミニストの本』(岩崎書店)北欧に学ぶ小さなフェミニストの本 [ サッサ・ブーレグレーン ]10才の女の子、エッバは、国際会議を伝える新聞記事の写真を見て、各国の首脳が年配の男性ばかりなのに気づきます。「世の中の大事なことを決めるのは、どうしてスーツ姿のおじさんばかりなの? 女の人はえらくなれないの? こんなんだっ...
北岸由美 作品展「わたしのお気にいり」
- 2018/05/18
- 08:57
イラストレーター・北岸由美さんの個展を開催します。北岸さんと初めて出会ったのは、およそ一年半前。とある展示でお目にかかり、その場所に置かれていたグッズに一目惚れ。それ以来「いつか当店でも展示をしていただきたい」と、1人のファンとしてその日を待ち焦がれていました。そしてついにその時が。いよいよ満を持して、北岸さんの作品展を開催いたします。彼女の描くイラストからは、自分自身もこの世界も丸ごと肯定してく...
『このねこ、うちのねこ!』『とってもなまえのおおいネコ』
- 2018/05/17
- 18:00
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。TwitterやInstagramをご覧の方はご存知かもしれませんが、本日昼間のわたくし、店の向かいの路地で猫と遊んでおりました。ご近所の飼い猫なのですが、たまにキッテ通りを悠然と歩いているのを見かけます。あちこちで声をかけられたり、撫でられたり、ご飯ももらっているかもしれません。「名前はまだない」どころか、たくさんの名前を持っているのかも。というわけで、ちょうどそんな2冊が新刊...
『大人女子のための ココロとカラダがよろこぶ アロマテラピー』(パイインターナショナル)
- 2018/05/17
- 12:14
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『大人女子のための ココロとカラダがよろこぶ アロマテラピー』(パイインターナショナル)大人女子のためのココロとカラダがよろこぶアロマテラピー [ 川端浩湖 ]香りでストレス・疲れ・イライラが解消するならば、やらない理由はありません。すっかり身近になったアロマテラピーを、種類や選び方、使用法など改めて基本から紹介します。自宅で、職場で、通勤中に。ちょっとした工夫や時間の...
【満員御礼】『北欧に学ぶ小さなフェミニストの本』刊行トークイベント
- 2018/05/16
- 16:18
*定員に達しましたので、お申し込みを締め切りました。『北欧に学ぶ小さなフェミニストの本』(岩崎書店)刊行を記念してイベントを開催します。訳者である枇谷玲子(ひだに・れいこ)さんをお招きして、男女平等の先進国と言われるスウェーデンの社会やフェミニズムの動きなどについて、また北欧語翻訳者としての普段のお仕事のことも伺いたいと思います。北欧の社会や子どもの本、フェミニズムなどに関心のある方、ぜひご参加く...
『12か月のねこ切り絵』(誠文堂新光社)
- 2018/05/15
- 19:29
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。高木 亮 『12か月のねこ切り絵』(誠文堂新光社)12か月のねこ切り絵 切って飾って癒される、行事を彩る猫、ねこ、ネコ [ 高木 亮 ]昨年6月に当店で個展を開催した、高木亮さんの最新刊です。高木さんが紙とナイフで次々と猫たちを生み出す様は、まるで魔法のよう。生き生きと、踊るように切り出されます。1月から12月まで。それぞれの季節の生き物や花、美味しい食べ物。なんとも絵になります...
『やまのかいしゃ』(福音館書店)
- 2018/05/15
- 15:02
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。スズキ コージ・作/かたやま けん・絵『やまのかいしゃ』(福音館書店)やまのかいしゃ (日本傑作絵本シリーズ) [ スズキコージ ]メガネもカバンも忘れ、足元はトイレのスリッパ。寝坊して飛び乗った電車はどんどん山の奥へ……。空気の美味しい頂上を「やまのかいしゃ」にするアイディア。従業員一同を引き連れてやってくる社長のセンス。最高か!(儲からないけど)本当の働き方改革とはこ...
『自衛隊と憲法─これからの改憲論議のために』(晶文社)
- 2018/05/13
- 19:14
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。木村草太『自衛隊と憲法─これからの改憲論議のために』(晶文社)自衛隊と憲法 これからの改憲論議のために (犀の教室) [ 木村草太 ]憲法改正に関する議論。しかしその内容は、理性的・合理的な議論とは程遠いものが多い。そもそも憲法とは何か、どんな歴史があるのか。それを知らずして、何をどう変えようというのか。「現在の憲法を理解しない人々が、その改正を語れるはずがありません」...
『ねみみにみみず』(作品社)
- 2018/05/12
- 19:32
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。東江一紀 著/越前敏弥 編『ねみみにみみず』(作品社)ねみみにみみず [ 東江一紀 ]「八方ふさがりが六冊で、四十八方ふさがり。できてもできなくても、こりゃもう、やるしかない。」総計200冊以上の訳書を残し、数々の賞を受賞するなど、伝説の翻訳者として知られる東江一紀(あがりえ・かずき)。氏の綴ったエッセイや「訳者あとがき」、年賀状(!)まで様々に集めた一冊ができました。-【...
【満員御礼】初めてのノルウェー語レッスン! @ひるねこBOOKS
- 2018/05/12
- 17:30
*定員に達しましたので、お申し込みを締め切りました。キャンセル待ちをご希望の方は、引き続きメールにてご連絡ください。〈突然ですが、一緒にノルウェー語を習ってみませんか?〉開店以来、様々な北欧関連の展示やイベントを開催してきました。また、北欧の絵本を扱うこともあるのですが、店主である私は北欧言語を話すことができません。「いつかは必ず!」と思いながら、幾星霜を経て今日に至ります。。そして、つ、ついに初...
松岡一哲写真集『マリイ』(エムエム・ブックス)
- 2018/05/11
- 17:12
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。松岡一哲写真集『マリイ』(エムエム・ブックス)「ここに写っているすべてがマリイです」(松岡一哲)各界より注目される写真家・松岡一哲。自身初めての本格的な写真集。企画から5年以上の歳月をかけて生み出された1冊には、松岡が妻のマリイと撮影しつづけた日々が刻まれています。家の中や街角、時に浜辺で。様々な場所において捉えられるその姿。こちらをまっすぐに見つめる眼差し、視...
イベント「絵本から見る、北欧・デンマークの子どもと暮らし」
- 2018/05/10
- 18:40
*定員に達しましたので、お申し込みを締め切りました。デンマークで図書館司書のお仕事をなさっている、「さわぐり」こと、さわひろあやさん。日々Twitterなどで発信されている北欧のこと、絵本のこと。いつも大変興味深く読んでいます。久しぶりの帰国にあわせて、当店でイベントを開催することとなりました。日本ではあまり馴染みのない「北欧らしい」絵本について、そのイラストや文章などの特徴とともにご紹介いただきます。...
『ねこがいっぱい ねこアート』(青幻舎)
- 2018/05/10
- 17:13
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『ねこがいっぱい ねこアート』(青幻舎)ねこがいっぱいねこアート [ ひろしま美術館 ]ゴッホ、マネ、ミレー、歌川国芳、藤田嗣治、猪熊弦一郎、熊谷守一……。古今東西、様々に描かれてきた猫たち。時には神と崇められ、時には魔女の化身として迫害される。そこに見える人間と猫の歴史の複雑さは、また一方で、両者がいかに身近な存在かを物語る。多くの芸術家に愛され、作品化された猫たちが...
「petit main」サイト〈5月の絵本〉更新されました。
- 2018/05/08
- 12:13
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。子ども服ブランド petit main での絵本紹介、5月分が更新されました。今月は・『なーんだ なんだ』(童心社)・『ちょうちょうなんなん』(あかね書房)・『うさぎでうれしい うさぎはうさぎ』(講談社)の3点です。よろしければご覧ください。⇨http://petitmain.jp/culture/0508book...
安達茉莉子・新作リトルプレス『言葉をなくしたように生きる人達へ』
- 2018/05/06
- 19:14
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。安達茉莉子さんの新作リトルプレス『言葉をなくしたように生きる人達へ』が届きました。-言葉を捨てたように生きてみて何もかも忘れたようにしてまた「言葉」に出会いたかった-言葉を信頼し、共に生き。そこから離れて、気づいたもの。言葉と真摯に向き合った彼女だから引き寄せられた、新しい本当の言葉。光が消えた後に生まれたもの。それは強い輝きを持って、誰かの元へ必ず届くことでしょ...
『坂の上の図書館』(さ・え・ら書房)
- 2018/05/05
- 18:54
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。今朝立ち寄った上野の森親子ブックフェスタで、さ・え・ら書房の友人からお勧めされた本。一気に読み終えました。池田ゆみる 作/羽尻利門 絵『坂の上の図書館』坂の上の図書館 [ 池田ゆみる ]5年生の春菜は、自立支援センターの「あけぼの住宅」で暮らすことになります。ここは住むところのない母親と子どもが少しの間だけ暮らせる施設です。その隣にあったのが市民図書館。春菜は生まれて初...
『あむ』(福音館書店)
- 2018/05/04
- 19:09
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。小風さち さく/山口マオ え『あむ』(福音館書店)あむ (こどものとも絵本) [ 小風さち ]猫派ですが、もちろん犬も好きです。飼い主のかっちゃんを追いかけて、海を目指す「あむ」。田んぼを抜け、踏切を渡り、たどり着いた先には……。爽やかで固い、ふたりの絆。躍動感あふれる動き、豊かな表情から目が離せません。「あむ」を思い切り抱きしめたくなります。「わにわに」シリーズのコンビ...
北欧の古絵本まとめて入荷しました。
- 2018/05/02
- 18:17
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。北欧の絵本をまとめて買い取らせていただきました!フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク。🇫🇮🇳🇴🇸🇪🇩🇰先日のヴィンテージ絵本展のような年代物ではありませんが、気になる絵本がいくつも。個人的に好きな作家の作品もあり嬉しいです。Webショップにも随時アップしますが、店内奧の北欧本コーナー(気付かない人がいます笑)に少しずつ出していきますね。ぜひチェックしてみてくだ...