『パンのずかん』(白泉社)
- 2018/09/30
- 13:27
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。大森裕子『パンのずかん』(白泉社)いらっしゃいませ!くまベーカリーへようこそ。まるいパン、ながいパン、はさむパン、ここにはなんでも揃ってます。トースト、ドーナツ、ハンバーガー、シナモンロール……。ああ、もう夢。本当にお腹が鳴りました。たまにショパンやパンジーも。どうぞ焼きたて召し上がれ。...
『ふたつのオリンピック 東京1964/2020』(KADOKAWA)
- 2018/09/29
- 18:15
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。ロバート・ホワイティング 著 玉木正之 訳『ふたつのオリンピック 東京1964/2020』(KADOKAWA)1962年、「ニューヨークの2倍の勢い」で「地球上で最もダイナミックな街」と呼ばれた東京。64年のオリンピック、バブルや大震災を経て、この国、そしてこの都市は2年後に再び祭典を迎える。米軍基地に降り立った19歳の青年が、プロ野球やテレビ、ヤクザを通して見る50年の東京史。これから先、い...
『3度めの北欧 スウェーデン西海岸、空とカフェの日々』
- 2018/09/28
- 19:13
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。【本日発売!】森百合子さんの『3度めの北欧 スウェーデン西海岸、空とカフェの日々』入荷しました!現地の人々の生活に触れられる蚤の市、各国の味がひしめくグルメ、いまの北欧を代表するクリエイターが生み出すデザイン、すぐ身近にある海と島、森。スウェーデンの西海岸には、旅をする多くの理由がありました。日本からの直行便が到着するデンマークのコペンハーゲン。そこからスウェー...
『生きるように働く』(ミシマ社)
- 2018/09/27
- 18:35
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。ナカムラケンタ『生きるように働く』(ミシマ社)種を蒔き、水をやり、芽が出て、葉が開き、やがて大きな木となってゆく。それは働くこととよく似ている。西村佳哲、宮田識、ナカムラクニオなど、開店前に影響を受けた方たちの名前がズラリと。なんとも贅沢。生きることと働くことは簡単には分けられない。ならば生きるように働きたい。●目次Ⅰ 種を蒔き、水をやる 仕事百貨が生まれるまで...
『ねこです。』(講談社)
- 2018/09/26
- 19:23
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。北村裕花『ねこです。』(講談社)これは何?ねこです。これも?やっぱりねこです。じゃあこれは?道端に落ちているビニール袋をねこと見間違えた経験のある方なら、ツボにはまること必至。このモフモフ感と憎めない表情がたまりません。実際どうかなんてこの際どうでもいい。大体ほとんど、ねこなんです。...
『ハイツひなげし』(センジュ出版)
- 2018/09/24
- 17:58
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。古川誠 『ハイツひなげし』(センジュ出版)「小田島さんはみんなの光だった」東京郊外の小さな町にある「ハイツひなげし」は、家賃5万円、6畳の和室と小さなキッチン、トイレ、風呂がついた10室のアパート。そこからほど近い遊園地のヒーローショーで、ヒーロー戦隊の「ブルー」を演じる小田島さん。マスクとスーツを脱いだ彼の存在は、紛れもなく、このアパートの住人たちの、そしてみんな...
『憲法についていま私が考えること』(KADOKAWA)
- 2018/09/23
- 19:24
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。日本ペンクラブ 編『憲法についていま私が考えること』(KADOKAWA)創作、エッセイ、戯曲、論文。44名の作家が伝える、戦争のこと、平和のこと、この国の未来。その語り口や視点は様々で、その多様性こそを憲法は守ってきた。憲法について考えることは、私たちの暮らし方、生き方について考えること。そう遠くない将来に向き合わざるをえない現実。私たちはひたすらに考え、話し、行動しなけれ...
『文学はおいしい。』(作品社)
- 2018/09/22
- 18:29
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。 小山鉄郎 著/ハルノ宵子 画『文学はおいしい。』(作品社)『キッチン』のカツ丼、『ノルウェイの森』の海苔巻き、『雁』に登場する鯖の味噌煮。名作と印象的な食のシーンは切り離せない。なんとも味のあるイラストが目を喜ばせ、食欲をそそる。開いたページがその日のメニューになるかも。田辺聖子のたこ焼きがたまりません。...
『デンマークで保育士 ―デンマークの子どもたちからもらったステキな時間』(ビネバル出版)
- 2018/09/20
- 12:38
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。遠藤祐太郎・著(ビネバル出版)『デンマークで保育士 ―デンマークの子どもたちからもらったステキな時間』デンマークに憧れ、現地で保育士となった著者。子どもたちに「危ない」ではなく、「気をつけて」と言う。「休憩も仕事」「僕たちは遊ぶことがいちばん大切」といった箇所が印象に残る。“幸福な国”デンマークの保育事情。それは自由で、良い意味で「適当」。日本とデンマーク、どちらが...
Kurakazü 似顔絵イベント
- 2018/09/14
- 16:51
Kurakazüさんの個展にあわせて、似顔絵企画を実施いたします。・サイズ:ポストカード大・時間:20分程度・料金:1,000円*参加をご希望の方は、下記メールアドレスまで、〈お名前、ご連絡先のTEL・メール〉をご連絡ください。⇒hirunekobooks@gmail.com 件名「Kurakazü似顔絵参加希望」その際に、下記日程より【第一希望】【第二希望】をお知らせください。◎10/17(水)、21(日)、27(土)、29(月)いずれかの「12時」「12時半...
Kurakazü 旅の作品展「真夏の夜の夢」
- 2018/09/14
- 16:43
イラストレーター・倉員香織(くらかず・かおり)さんの個展を開催します。学生時代、北欧への留学経験がある倉員さん。つい先日もデンマークやスウェーデンを訪れたばかりです。北欧だけでなく、アメリカやインドなど様々な国を旅する彼女が生み出すイラストは、その土地その土地の空気や匂いをはらみ、遠いどこかへの思いを掻き立てます。イラストだけでなく、建築分野やテキスタイルの作品作りも手がける倉員さん。今回は旅先...
MELODY KOGA詩集第2弾『おかし』
- 2018/09/13
- 17:00
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。MELODY KOGAによる待望の詩集第2弾『おかし』が入荷しました。数ある作品の中からお菓子をテーマにした詩を44篇収録。短い歌 (30秒から1分程度)を沢山歌うシンガーソングライターだけに、言葉のセンス、リズムが抜群です。ほわほわトロトロ、時にしっとり。溶けてしまいそうな口当たり、でも噛みごたえも◎甘やかな世界に包まれる幸福のひと時をぜひ。☆WEB SHOP⇨http://hiruneko.thebase.in/i...
『3度めの北欧 スウェーデン西海岸、空とカフェの日々』刊行記念トークイベント
- 2018/09/13
- 14:07
*定員に達したため、お申し込みを締め切りました。キャンセル待ちをご希望の方は、引き続きメールにてご連絡ください。『3度めの北欧 スウェーデン西海岸、空とカフェの日々』(スペースシャワーネットワーク)の刊行を記念し、著者・森百合子さんをお招きしてお話を伺います。---日本から案外と行きやすいスウェーデン西海岸の街を電車でめぐる旅。「常連になりたい北欧の街と店」をテーマに綴った新刊『3度めの北欧』の話を...
「petit main」サイト〈9月の絵本〉更新されました。
- 2018/09/13
- 08:24
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。子ども服ブランド petit main での絵本紹介、9月分が更新されました。今月は・『しろくまちゃんのほっとけーき』(こぐま社)・『つきのぼうや』(福音館書店)・『ぼくはパン』(Blood Tube Books) の3点です。よろしければご覧ください。⇨http://petitmain.jp/culture/0911book...
『本を贈る』(三輪舎)
- 2018/09/12
- 17:57
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『本を贈る』(三輪舎)以前は本の営業をし、今はたまに絵本の制作を手伝いながら、本屋として本を売っている。だがそれはあくまで、本が辿る道筋の一部でしかない。著者が書き、編集者が編み、校正や装丁、デザインでより確かな、魅力的な本へと仕上げる。紙を選び、印刷をし、製本をする。営業をし、本を運び、書店という売り場に並べる。そしてその背景には一見しただけではわからない、無...
『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』(PHP研究所)
- 2018/09/09
- 18:31
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。幡野広志『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』(PHP研究所)優しさについて。孤独と友だちについて。仕事やお金、生と死について。ガンで余命3年と宣告された35歳の写真家が、息子に伝え、残す。正解や絶対的な答えは無くとも、その時々で誰かの道を照らし、導くかもしれない。地図やコンパスのような言葉たち。...
『奇跡の本屋をつくりたい』『本の虫の本』『蒐める人 情熱と執着のゆくえ』
- 2018/09/08
- 16:22
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。久住邦晴(ミシマ社)●『奇跡の本屋をつくりたい』営業時代、何度もその名を耳にしながらついに伺えなかった札幌・くすみ書房。耳目を集めたフェアや試みの裏に、どれだけの苦悩や痛み、そして思いがあったのか。17年に他界したオヤジが目指した「奇跡の本屋」は、きっとこれから生まれ、町を照らすに違いない。林哲夫、能邨陽子、荻原魚雷、田中美穂、岡崎武志●『本の虫の本』(創元社)ここ...
『スウェーデンのアール・ブリュット発掘』(平凡社)
- 2018/09/07
- 19:23
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。 渡邉芳樹/小林瑞恵『スウェーデンのアール・ブリュット発掘』(平凡社)様々に定義される「アール・ブリュット」。それは専門的美術教育を受けていない者による「生(き)の芸術」。創造の凄味、精神的高揚、解放感を伴った作品はまさに、芸術とは何かを問うてくる。これまで無視され、「存在しない」ことにされてきた人々や事象に名前がつくことで、可視化され、関心が生まれることがある。...
『対談集 絵本のこと話そうか』(アノニマ・スタジオ)
- 2018/09/06
- 17:57
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。松田素子 編(アノニマ・スタジオ)『対談集 絵本のこと話そうか』長新太×五味太郎、高橋源一郎×谷川俊太郎、岸田今日子×スズキコージ、吉本ばなな×佐野洋子など、絵本作家、小説家、詩人、編集者ら18人の対談が織りなす、絵本の地図。紡がれる言葉と、そこに詰まった思い、情熱は、私たちに様々なことを教えてくれます。絵本とは、ものづくりとは、仕事とは、芸術とはー。偉大な先輩方が繋い...
やまぐちまりこイラスト企画「ねこくんとねずみくん 一緒にあそぼ」
- 2018/09/05
- 14:25
やまぐちまりこさんの個展にあわせて、イラスト企画を実施いたします。ねこくん&ねずみくんと遊んだり、お出かけしたり。あなたと一緒に楽しく過ごしている絵をお描きします。(ねこくんとねずみくんのみの絵も承ります)・サイズ:A5画用紙・時間:40分程度・料金:3,000円*参加をご希望の方は、下記メールアドレスまで、〈お名前、ご連絡先のTEL・メール〉をご連絡ください。折り返し振込先をお知らせいたします。⇒hirunekoboo...
ひるねこBOOKSレーベル第2弾『ねこくんとねずみくん ふたりでおでかけ』
- 2018/09/05
- 14:18
ひるねこBOOKSレーベルの絵本、第2弾!『ねこくんとねずみくん ふたりでおでかけ』(やまぐちまりこ)を刊行いたします。ねこくんとねずみくんはとっても仲良し。お天気の良い午後、ふたりはお出かけの約束をしています。あれあれ?ねこくん、準備が大変そう。そんなに大荷物でどうしたのかな?「ねこくん、こっちこっち!」ねずみくんはねこくんを誘って、お外に駆け出しました。さて、おうちの外ではどんな出会いが待ち受けてい...
『ザ・インボイス 人生の請求書』
- 2018/09/03
- 17:19
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。ヨーナス・カールソン 著/久山葉子 訳『ザ・インボイス――人生の請求書』(サンマーク出版)レンタルビデオ店でアルバイトをする39歳の「ぼく」のもとに、ある日届いた一枚の請求書。差出人は〈W.R.D.〉という、見覚えのない団体だった。そこに記されていたのは、「570万クローネ(日本円で約8,000万円)」という、あまりに非現実的な金額。何かの間違い?それとも大掛かりな詐欺?でも、どう...
『アンナの空』(三元社 )
- 2018/09/01
- 18:05
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。スティアン・ホーレ 絵・文/小柳隆之 訳『アンナの空』(三元社)ママのお葬式の日。すべてが痛みにみちた日。空からクギが降ってくる日。「どうして神様は悪いことを良いことに変えるなにかを発明できないのかな?雲だって波だって惑星だって押したり引いたり回したりできるのに。」世界をさかさまにひっくり返したアンナは、空に開いた穴を通って、底深くにパパをつれ出します。トビウオに...