「Stock.Shop」掲載のお知らせ
- 2018/12/28
- 17:38
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。今日で仕事納めという方も多いかもしれませんね。当店もこのあと20時で、年内の営業を終了します。最後に嬉しいニュースがありました。魅力的なお店が紹介されているサイト「Stock.Shop(ストックショップ)」に、ひるねこBOOKSも掲載していただきました。同じキッテ通りにあるclassico高橋さんから、オススメのお店としてご紹介いただいたということもあり、喜びも一入です。様々なジャンルで...
『火狩りの王〈一〉春ノ火』(ほるぷ出版)
- 2018/12/27
- 18:18
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『火狩りの王〈一〉春ノ火』(ほるぷ出版)人類最終戦争後の世界。大地は炎魔が闊歩する黒い森に覆われ、人々は結界に守られた土地で細々と暮らしていた。この世界で人が安全に使用できる唯一の〈火〉を得るため、火狩りは炎魔と闘い、三日月形の鎌をふるう。禁じられた森に入って炎魔に襲われたところを、火狩りに助けられた灯子。首都に生まれ、母を工場毒で失い、幼い妹を抱えた煌四は、“燠...
『公衆サウナの国フィンランド 街と人をあたためる、古くて新しいサードプレイス』(学芸出版社)
- 2018/12/26
- 18:20
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。こばやし あやな『公衆サウナの国フィンランド 街と人をあたためる、古くて新しいサードプレイス』(学芸出版社)「公衆サウナ」とは、人々がお金を払って入りに来る、民営の公衆浴場のこと。いわば、フィンランド版の銭湯です。19世紀以降、フィンランドの都市部ではインフラとして機能していました。ですが時代の変化やオイルショックなどもあり、ピーク時にはヘルシンキ市内に120軒以上あ...
『私が食べた本』(朝日新聞出版)
- 2018/12/24
- 18:23
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。村田沙耶香 『私が食べた本』(朝日新聞出版)普通に読むだけの読書もあれば、好きな場面や言葉を繰り返し、自分なりの解釈で何度も食べて楽しむ読書もある。芥川賞作家・村田沙耶香が、そこに紡がれている言葉を身体の隅々まで染み込むように、またその本に自分の匂いが染み込むように、幾度も読んだ本たち。宮沢賢治が怖くて読めなかったという話が印象深い。「私だけの一冊」との出会いがこ...
『働く台所』(エクスナレッジ)
- 2018/12/22
- 18:01
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『働く台所』(エクスナレッジ)暮らしの真ん中に「食」がある。だからこそ、台所から生み出される味や匂い、音は、家の生活を形づくり、逆にその佇まいには自ずと暮らしが映し出されます。知恵を絞り、工夫をこらした、13人の〝働きものの台所〟。ページをめくるたび、五感が刺激されます。おすすめの道具や調味料、レシピなども。美しい写真とともにご覧ください。...
『ねこのオーランドー たのしい日々』(好学社)
- 2018/12/21
- 18:17
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。キャスリーン・ヘイル さく/こみや ゆう 訳『ねこのオーランドー たのしい日々』(好学社)夫婦の発明、子どもたちのずる休みと習い事、買い物、レストラン、キャットショー(ドッグショーも)、そして最後は……。目まぐるしく移り変わる場面に3兄妹の個性が合わさって、もう楽しくないわけないですね。細かく描きこまれた表情や背景は、いつまでも見飽きません。ロングセラー『ねこのオーラ...
『段ボールはたからもの』(柏書房)
- 2018/12/19
- 17:59
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。島津 冬樹『段ボールはたからもの』(柏書房)世界中で段ボールを拾い、財布を作る男の旅の物語。サハラ砂漠に埋もれていたそれ。ニューヨークの街角で出会ったそれ。手書きのメモや凹み、汚れ、何かの匂い。それぞれの段ボールにはストーリーがあり、その国のリアルが見える。著者にとってそれは、想像を掻き立て、幸せな時間をもたらし、どんな小説よりも面白い読み物となる。「だから僕はこ...
『銀河鉄道の星』(ミシマ社)
- 2018/12/17
- 18:08
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。宮沢賢治 原作/後藤正文 編/牡丹靖佳 絵『銀河鉄道の星』(ミシマ社)「はじめての読書」になるような本を贈りたい。絵本と文芸書の間をつなぐような、ある程度の文章を読んで何かを感じるという体験を。ミュージシャン・後藤正文のそんな思いから生まれた本書を開くと、宮沢賢治の詩情はそのままに、現代風のサウンドが立ち上がります。銀河鉄道の夜、よだかの星、双子の星。賢治の名作に、...
『小さな習慣で毎日がうまくいく365日の願かけ』(ライツ社)
- 2018/12/14
- 19:17
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。WRITES PUBLISHING 編集/布川愛子 絵『小さな習慣で毎日がうまくいく365日の願かけ』(ライツ社)「ベーコンと卵で100を描く」「虹を見たら願いを2回」「ピーチ味の飴を舐める」晴れの日も雨の日も、楽しい日も辛い日も。朝がくれば、誰にでも新しい1日がやってきます。願かけは毎日のお守り。布川愛子さんのイラストが毎日を彩ります。☆WEBSHOP⇨http://hiruneko.thebase.in/items/15668307...
【満員御礼】トークイベント「北欧の本をめぐる旅」
- 2018/12/14
- 17:52
*定員に達しましたのでお申し込みを締め切りました。北欧語翻訳者の皆さんが一堂に会し、北欧の本について語る会を催します。当店でも力を入れて紹介している「北欧生まれの本」。昨年から今年にかけては『あるノルウェーの大工の日記』、『北欧に学ぶ小さなフェミニストの本』などを販売してきました。遡ってみれば、ベストセラーになった『ミレニアム』も北欧生まれのミステリーですし、ムーミンやピッピに代表されるような児童...
『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』(タバブックス)
- 2018/12/12
- 18:56
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。2018年最後にして最大の、推し本が入荷しました。これを読まずして、未来を、社会を語ることはできません。『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』(タバブックス)-あなたには、自分を守る義務がある。自分を守ることは、口をひらき、声を上げることからはじまる-2016年、韓国ソウルの江南駅で起こった女性刺殺事件。これをきっかけに、女性たちが立ち上がった。「いまから学...
オープン3周年記念「ねこのひるね展」
- 2018/12/12
- 14:45
毎年恒例となった「ねこのひるね展」。今回で3回目の開催です。(illustration & design byやまぐちまりこ)“ねこのひるね”は当店のコンセプトである「こころゆたかな暮らし」の象徴であり、ひるねこBOOKSという店名の由来でもあります。今回もまた、それぞれの作家さんが“ねこのひるね”からイメージする作品たちが一堂に会します。ぜひご覧ください。●会期:2019/2/1(金)~ 2/21(木)11:00~20:00 (店舗営業時間に準じます...
『デンマーク幸福研究所が教える「幸せ」の定義』(晶文社)
- 2018/12/09
- 17:57
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。マイク ヴァイキング 著/枇谷 玲子 訳『デンマーク幸福研究所が教える「幸せ」の定義』(晶文社)「世界一幸せな国」とされるデンマーク。でも主観に過ぎない「幸福」を、どうやったら測れるのでしょうか?遺伝子や年齢の影響は?著者は、「幸福研究所」という名のシンクタンクのCEO。『ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方』『リュッケ 人生を豊かにする「6つの宝物」』などの著書が...
『わたしをひらくしごと』(アノニマ・スタジオ)
- 2018/12/08
- 18:57
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。野村美丘 取材・文/藤田二朗 写真『わたしをひらくしごと』(アノニマ・スタジオ)その仕事に辿り着いた経緯や動機は様々でも、きっとそれは必然だったのだろうと思う。花屋、獣医師、ダンサー、冒険家……。ここに登場する15人は、仕事と人生が混ざり合い、溶け合っている「自分自身が肩書き」の人たち。どうやって働き、どうやって生きるかは、限りなく自由だ。・ハナミドリ 上田 翠さん(花屋...
『百人一首という感情』(リトルモア)
- 2018/12/07
- 19:49
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。最果タヒ『百人一首という感情』(リトルモア)これを歌にしたいと思った瞬間の、彼らの衝動や感情。千年後の詩人は、それをどう辿るのか。最果タヒが見つけ、寄り添う、当時の眼差し。解説でも代弁でもない。共振し、震え続ける思い。百人一首を詩の言葉で。最高に、エモい。☆WEB SHOP⇨http://hiruneko.thebase.in/items/15458168...
サユリ・ミナガワ『みけねこてんちょう』絵本原画展
- 2018/12/07
- 18:16
イラストレーター、サユリ・ミナガワさんの個展を開催します。2018年1月に刊行した、ひるねこBOOKSレーベル第1弾『みけねこてんちょう』。猫が本屋のお店番をするというストーリーが好評で、一躍人気者になりました。刊行当日に1日限定の原画展を行いましたが、「それでは勿体無い」というお声もいただいておりまして、今回、刊行1周年にあわせまして、満を持して原画展を開催いたします。色鮮やかさと温もりを感じられる原画は、...
『サーベルふじん』(小学館)
- 2018/12/06
- 19:11
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。作・絵/網代幸介『サーベルふじん』(小学館)サーベル頭のサーベル夫人は、働き者で人気者。パーティではピザを切り分け、床屋では髪の毛をチョッキチョキ。ところがある日、頭に大きなひびが入ってしまいます。なんとか元通りにしようと、町の人たちが奮闘しますが……。なぜ頭がサーベル?この設定に一瞬固まります。まさに奇想天外。でも真っ直ぐ筋が通っている。なんだこれは。今年最後の...
『momo』最新号 掲載のお知らせ
- 2018/12/06
- 12:41
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『momo』(マイルスタッフ)最新号で、「絵本と出会える場所50」の一つとしてご紹介いただきました。思っていたよりも小さなスペースになってしまい残念ですが笑、オススメの絵本を何冊か紹介しています。小澤俊夫さんのインタビューをはじめ、昔話や怖い話の特集、読み応えありです。当店では扱いございませんが、お近くの書店でぜひご覧ください。...
『悪魔の辞典』『ロマンスの辞典』
- 2018/12/05
- 19:39
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。今年創業した出版社・遊泳舎から、楽しみにしていた2点が同時刊行です。中村徹 著/Yunosuke イラスト/アンブローズ ビアス 原案●『悪魔の辞典』アンブローズ・ビアスの『悪魔の辞典』を原案に、500の単語を悪魔的視点で書き下ろし。「自伝」は「成功者の自慢話」。「遺伝」は「生まれつき与えられている言い訳の材料」。シニカルでユーモラスで、でもやっぱり怖い。斜に構えたあの人、捻くれ...
【満員御礼】『公衆サウナの国フィンランド』刊行トークイベント
- 2018/12/05
- 17:06
*ご予約が定員に達したため、お申し込みを締め切りました。『公衆サウナの国フィンランド 街と人をあたためる、古くて新しいサードプレイス』(学芸出版社)の刊行を記念し、著者のこばやしあやなさんをお招きしてイベントを開催します。昨今、日本では空前の「サウナブーム」が巻き起こっていますが、それはサウナの本場フィンランドでも同じこと。自宅サウナの普及もあり、つい10年前までは閑古鳥が鳴いていた街のサウナ屋さん...