『不肖の娘でも』(リトルドロップス)
- 2019/05/30
- 19:09
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。井川直子『不肖の娘でも』(リトルドロップス)文筆家として東京で働き、家庭を持った娘と、認知症を患う秋田の母。介護はおろか、そばにいることさえ叶わない。〈母の近くにいたい、世話をしたい、それは娘にしかできないこと。自分の仕事をしたい、東京の家族といたい、それが私のしたいこと。同じ強さを持って、娘と私が真逆に引っ張り合う。アクセルとブレーキを同時に踏んで、火花が飛び...
【掲載のお知らせ】リユース専門新聞「リサイクル通信」
- 2019/05/27
- 12:10
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。リユース専門新聞「リサイクル通信」にて、当店をご紹介いただきました。連載「ダーツの旅」は、毎号一つの都道府県をとりあげ、そこにある広義のリユースショップ(古書含む)の店主が、「たった一人のお客様」との忘れられないエピソードや思い出を語るという読み物コーナーです。今回は北欧の古絵本にスポットを当てて取材していだたきました。ウェールズの古書店街「Hay-on-Wye(ヘイオン...
『みんなの「わがまま」入門』(左右社)
- 2019/05/26
- 18:43
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。富永京子『みんなの「わがまま」入門』(左右社)みんなの「わがまま」入門 [ 富永京子 ]私たちが生きやすい社会をつくるために、絶対的に必要な社会運動。デモや署名活動などの様々な運動が、私たちの生活を改善し、暮らしを支えてきたことは言うまでもありません。ただ、それを「なんとなくイヤ」という人たちがいます。「権利を主張するのは自己中でわがままだ」なのだそうです。「怖い」「...
まつもとゆりイラスト企画「みんなサーフガール&サーフボーイになっちゃうよ!!」
- 2019/05/25
- 19:17
あなたをサーフガール&サーフボーイに変身させて、似顔絵をお描きします。暑い夏にぴったりの企画。ぜひご参加ください!●開催日程6/15(土)11〜17時6/16(日)11〜12時6/28(金)11〜16時*まつもとさんの在廊時間に準じます☆個展の「海をかけるガール」の詳細は➡️http://nekohiru2014.blog.fc2.com/blog-entry-881.html●サイズハガキサイズ ●料金 お一人様 1,080円 ●所要時間
お一人様15~20分程度—————————※お時間のない方...
『いっしょにおつかい』(岩波書店)
- 2019/05/25
- 17:32
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。メアリー・チャルマーズ 著/福本 友美子 訳『いっしょにおつかい』(岩波書店)いっしょにおつかい [ メアリー・チャルマーズ ]おとなりのおばさんの家へおつかいをたのまれたスーザン。お母さんは、メモに「はちみつ1カップ」と書いてくれました。嬉しくなったスーザンは反対方向に歩き出し、うさぎのウィルを誘って、お花を摘みながら一緒にお散歩します。野原、池、森をぐるりとめぐり、...
『本にまつわる世界のことば』(創元社)
- 2019/05/24
- 18:04
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。温又柔、斎藤真理子 、藤野可織、松田 青子 他『本にまつわる世界のことば』(創元社)本にまつわる世界のことば [ 温 又柔 ]何百年も続けられてきた読書という営みのなかで、多くのことばが生み出されてきた。その意味や使われ方を紹介するだけでなく、添えられたエッセイやショートストーリーが、それぞれの表現の味わいをさらに増す。本、読書、ことばとは、なんと豊かなものだろう。☆WEB S...
『〈児童文学ファンタジー〉の星図 アンデルセンと宮澤賢治』(東京学芸大学出版会)
- 2019/05/23
- 17:46
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。大澤千恵子『〈児童文学ファンタジー〉の星図 アンデルセンと宮澤賢治』(東京学芸大学出版会)<児童文学ファンタジー>の星図 アルデンセンと宮沢賢治 [ 大澤千恵子 ]子どものために描かれた、優れた物語。それぞれが持つ要素を、童話の世界に輝く星に見立てる。すると夜空にはどのような連なり、星図が現れるのだろうか。アンデルセンと宮沢賢治を中心に据えると、ナルニア国やプーさんには...
【満員御礼】『いろはに北欧 わたしに“ちょうどいい”旅の作り方』刊行記念トークイベント
- 2019/05/22
- 18:18
*定員に達したため、お申し込みを締め切りました。キャンセル待ちをご希望の方は、引き続きメールにてお申し込みください。『いろはに北欧 わたしに“ちょうどいい”旅の作り方』(ダイヤモンド・ビッグ社)の刊行を記念し、著者・森百合子さんをお招きしてお話を伺います。豊かな自然とおしゃれなデザインで人気の北欧。北欧を繰り返し旅してきた著者、森百合子さんが各国のおすすめスポットやテーマに合わせたモデルプラン、ホテ...
『わたしはなにも悪くない』(晶文社)
- 2019/05/22
- 18:12
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。小林エリコ『わたしはなにも悪くない』(晶文社)わたしはなにも悪くない [ 小林エリコ ]「私たちは立ち位置も能力もバラバラなのだ。だから、みんなと同じように走れなかったり、ゴールできない人がいるのは当たり前なのだ。けれど、みんなそれに気がつかず、後ろを走る人のことをバカにする。」うつ病や貧困、生活保護、自殺未遂……。幾重にも重なる絶望的な状況を生き抜いてきた著者。精神を...
『静寂とは』(辰巳出版)
- 2019/05/20
- 15:53
アーリング・カッゲ 著/田村義進 訳『静寂とは』(辰巳出版)静寂とは [ アーリング・カッゲ ]ノルウェーの冒険家が語る、「静寂」。あらゆる物事が、めまぐるしく変化する時代。現代人は無意識においてさえも、常に何か(騒音)を聞いている。「自分が静けさを心から必要としていることに気づくまでは、それを探すこともしなかった。往来、音楽、機械、アイフォン、除雪車……無数の騒音の奥深くに、静けさは横たわり、わたしを待...
『「国語」から旅立って』 (よりみちパン!セ)
- 2019/05/18
- 18:26
温又柔『「国語」から旅立って』 (よりみちパン!セ)「国語」から旅立って (よりみちパン!セ) [ 温又柔 ]中国語や台湾語が飛び交う中を育ち、日本に住んでは日本語を使い、やがて小説家となった。「外国人」とは誰だろう?「国語」「KOKUGO」「日本語」とは何だろう?言葉を書き、話す、楽しさと戸惑い。アイデンティティ、歴史、境界線。改めて考える。...
まつもとゆり個展「海をかけるガール」
- 2019/05/18
- 16:00
イラストレーター、まつもとゆりさんの個展を開催します。Instagramで初めて彼女の絵を見たとき、その溌剌としたタッチと爽やかなモチーフに釘付けになり、それと同時にかつての青春を思い出すような、そんな甘酸っぱさを感じたことを憶えています。テーマはずばり、海と女の子。弾けるような笑顔、大人びた表情。飛沫が輝く水面、ゆったりとした時間の流れる水の中。どんな世界を見せてくれるでしょうか。原画の他、ハンカチ、手...
えすこ 誕生花イラスト企画
- 2019/05/18
- 10:57
えすこさんの個展にあわせて、イラスト企画を実施いたします。今年の4月までの1年間、毎日Instagramに「誕生花」のイラストをアップしていた、えすこさん。色とりどりのお花と、小さな女の子のイラストが、とっても魅力的です。今回、あなたのお誕生日にあわせたイラストを、目の前で描いてくださいます。◎日時5/19(日)、5/26(日)いずれも13〜16時・サイズ:ポストカード大・時間:15分程度・料金:1,200円*参加をご希望の方...
『世界の半分、女子アクティビストになる』(晶文社)
- 2019/05/17
- 17:40
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。ケイリン・リッチ 著/寺西のぶ子 訳『世界の半分、女子アクティビストになる』(晶文社)世界の半分、女子アクティビストになる [ ケイリン・リッチ ]いつの時代にも、先頭に立って差別や不平等に抵抗してきた女子がいた。それは、自分たちが声を上げなければ、代わりにやってくれる人がいなかったからだ。世の中黙っていたら何も変わらない。どんどん悪くなる。でもだからと言って、一人で動...
5/17#じゅん散歩 で、谷中キッテ通りが紹介されました。
- 2019/05/17
- 12:16
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。谷中キッテ通りが、本日のじゅん散歩で紹介されました✨ひるねこBOOKS、DEN-WORKS、日本郵便趣味協会を中心に巡ってくださいました📺高田純次さん、ありがとうございました!谷根千散策の際には、ぜひキッテ通りにも足を延ばしてくださいね。HP➡️ http://kittedori.com/Facebook➡️ https://www.facebook.com/yanakakittedori/Twitter➡️ https://twitter.com/kittedori2017取材のご依頼も大歓迎で...
『普通の人々』(スイッチパブリッシング)
- 2019/05/16
- 18:54
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『普通の人々』(スイッチパブリッシング)普通の人々 [ 谷川俊太郎 ]60名以上の人物が交差する、どこか奇妙な「日常」の姿。「通り過ぎていくのは私の知らない人たちだが、その一人一人に同じ人間、もしくは生きものとしての親近感を感じて、私は勝手に名前をつけ、その人たちの生活の断片を想像してみたりする」(あとがきより)なんとも味わい深く、不思議な余韻が残る。谷川俊太郎氏、新作...
坂口友佳子 個展「Childhood」
- 2019/05/15
- 17:39
イラストレーター、坂口友佳子さんの個展を開催します。絵本に、おもちゃに、ぬいぐるみ。テディベアや兵隊人形、ロボット、つみき、トイピアノ。子どもの頃、部屋で一緒に過ごした小さな友だち。来る日も来る日も、時間を忘れて飽きることなく遊んでいました。今思い返すと、それは束の間のことでありながら幸せが詰まった温かい時間で、大人になった今では、夢の中の出来事だったようにさえ感じられます。今回は坂口さんご自身の...
『猫と藤田嗣治』 (エクスナレッジ)
- 2019/05/13
- 18:18
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。内呂博之 監修/浦島茂世 文/荒堀みのり ネコ研究者『猫と藤田嗣治』 (エクスナレッジ)猫と藤田嗣治 [ 内呂博之 ]藤田と言えば、猫。それは切っても切れない間柄。初めてフランスに渡ってから7年ほど経った1920年ごろに描き始め、それ以来いつも傍らにいて、また描き続けた。裸婦画や肖像画、パリの風景から隠れた名作まで。主役の時も、脇役の時も、猫には確かな存在感が宿っている。藤田...
『幸せを引き寄せる 月の満ちかけ物語』(創元社)
- 2019/05/12
- 18:28
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。前田まゆみ『幸せを引き寄せる 月の満ちかけ物語』(創元社)幸せを引き寄せる 月の満ちかけ物語 [ 前田 まゆみ ]ふと夜空を見上げると、浮かぶ月の美しさに息を呑むことがある。満ちていく月、かけていく月。その月齢ごとに呼び名があり、物語がある。可愛らしいイラストと共に、その過程を楽しみたい。後半の「月のノート」では、月の誕生や潮の満ち引きについて、満ちかけカレンダーも。月...
『私が30代になった』(タバブックス)
- 2019/05/11
- 18:01
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。イ・ラン 著/中村友紀、廣川毅 訳『私が30代になった』(タバブックス)私が30代になった [ イ・ラン ]仕事、お金、友情、カバンの中身。韓国のアーティスト、イ・ランが描く、リアルな30代女性の日常の一コマ。時に笑い、時に切なく。30代になる人、まっただ中の人、そして通りすぎた人へ。人生に読点を打つように、ほっと一息つかせてくれる。韓国で大人気のコミックエッセイに、あらたに描...
『かがくのとものもと』(福音館書店)
- 2019/05/10
- 18:08
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『かがくのとものもと』(福音館書店)かがくのとものもと 月刊科学絵本「かがくのとも」の50年 (福音館の単行本) [ かがくのとも編集部 ]50年、601作品。世界初の月刊科学絵本「かがくのとも」は、日本の子どもたちに本物の〈かがく〉を伝えてきた。人間、どうぶつ、気象、あそび、仕事…。およそあらゆることが網羅され、そしてそれらはとんでもなく面白い。物事を見つめ、深く考える。そし...
【TV放送のお知らせ】5/17(金)「じゅん散歩」
- 2019/05/10
- 12:00
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。来週5/17(金)放送の「じゅん散歩」(テレビ朝日)で、当店をご紹介いただきます。恥ずかしながら、店主が高田純次さんとお話している様子が映る予定です。実際に放送されるのは短い時間かとは思いますが、店内のあれこれに興味を示してくださり、個人的にも楽しいひと時でした。よろしければ、どうぞご笑覧ください!今回は「谷中キッテ通りを散歩したい」という趣旨でしたので、当店をスタ...
『ねこのずかん』(白泉社)
- 2019/05/09
- 17:50
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。大森裕子 作/今泉忠明 監修『ねこのずかん』(白泉社)ねこのずかん [ 大森裕子 ]猫と仲良くなりたいかい?それなら会いに行こう!猫の特徴から、その顔と体、脚やしっぽ、さらに猫語まで。猫の一生や遊び方まで網羅され、もうこれ一冊で猫のことが丸わかり。ここまで詳しく描かれた絵本はなかなか無い。開いてキャッと驚くほどの情報量に、猫愛が溢れる。...
『彼女が大工になった理由』(エクスナレッジ)
- 2019/05/08
- 19:00
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。ニナ・マクローリン (著), 宮﨑真紀 (翻訳)『彼女が大工になった理由』(エクスナレッジ)彼女が大工になった理由 [ ニナ・マクローリン ]「私がパソコンの前で背中を丸めながら考えていたのは、ここを出ていこう、ただそれだけだった。」ボストンの新聞社で働いていた著者のニナ。かつては天職とさえ感じていた記者の仕事は、年齢が上がるに連れその内容は変化し、関わる媒体も紙からウェブへ...
『日本人にとって聖地とは何か』(東京書籍)
- 2019/05/06
- 18:02
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。内田樹、釈徹宗、茂木健一郎、高島幸次、植島啓司『日本人にとって聖地とは何か』(東京書籍)日本人にとって聖地とは何か [ 内田 樹 ]日常で使われる「聖地巡礼」という言葉。それは文字通りの宗教的な意味を持つこともあるし、アニメや漫画などの作品において、物語の舞台やモデルとなった場所を巡ることを意味する場合もある。では、その“聖”とは、一体何で、そこはどこなのか。斎場御嶽や...
『どうぶつたちのナンセンス絵本』(アノニマ・スタジオ)
- 2019/05/05
- 18:21
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。マリー・ホール・エッツ 詩・絵/こみやゆう 訳『どうぶつたちのナンセンス絵本』(アノニマ・スタジオ)どうぶつたちのナンセンス絵本 [ マリー・ホール・エッツ ]ママを食べちゃったワニ、お勉強するカバ、牙を抜かれるイボイノシシ。彼らはある時は動物園にいて、そしてまたある時は自由を謳歌している。詩のようなファンタジー小説のような、不思議な読後感。マリー・ホール・エッツ未邦訳...
『フィンランド語は猫の言葉』(角川文庫)
- 2019/05/05
- 12:36
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。稲垣美晴『フィンランド語は猫の言葉』(角川文庫)フィンランド語は猫の言葉 (角川文庫) [ 稲垣 美晴 ]私たちにとっても、現在ではすっかりお馴染みとなった「北欧」の国々。お洒落なインテリア、可愛らしい雑貨、「ムーミン」や「ピッピ」などを始めとする絵本や児童文学。その他、建築や映画、ファッションなど、多岐にわたって日本にも影響を与えています。とは言え、今のように北欧に...
『しあわせしりとり』(ミシマ社)
- 2019/05/04
- 18:49
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。益田ミリ『しあわせしりとり』(ミシマ社)しあわせしりとり [ 益田ミリ ]幼い頃の思い出や現在の生活、そして将来。人生はしりとりのように繋がっていく。〜〜しりとりで負ける人が好きだ。「めろん」と言いかけて、「ん」で終わることに途中で気づき変更しようとしたものの、結局「めろんぱん」で負けてしまったオトナをわたしは知っている。おおらかだ。素敵すぎる。しりとりで負けないうち...
『ふだんづかいの倫理学』(晶文社)
- 2019/05/03
- 18:45
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。平尾 昌宏『ふだんづかいの倫理学』(晶文社)ふだんづかいの倫理学 (犀の教室) [ 平尾昌宏 ]目に見えず、当たり前にあって、まるで空気のよう。だが倫理が無いと、経済も政治も科学も成り立たない。「あなたが知事で、1億円の賄賂を持ちかけられたら?」「婚約者が重い病気になったらどうする?」という問いから始まり、『デスノート』や『ワンピース』、さらに「逃げ恥」まで。倫理や道徳...
『カルガモゆうらんせん』『ねむねむごろん』『パンダのパンやさん』
- 2019/05/03
- 13:37
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。もとやすけいじ●『カルガモゆうらんせん』(佼成出版社)カルガモゆうらんせん [ もとやすけいじ ]本日はご乗船、誠にありがとうございます。快適な船の旅をお楽しみください−−。『つばめこうくう』『ぽっぽこうくう』に続く第三弾。相変わらずの細かい描き込み、そしてクスッと笑えるネタも満載。もう本当に乗ってみたい。今作も当店で原画展を開催します。たなかしん●『ねむねむごろん』(KA...