金玖美『EXIT』(ブートレグ)
- 2019/06/30
- 15:49
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。金玖美『EXIT』(ブートレグ)EU離脱に揺れるイギリス。写真家・金玖美によるこの作品集には、EU拡大期の2004〜06年と、離脱が決まった後の2016〜17年に撮影した作品が収められている。移り行く景色の断片と、そこで暮らす、ジェンダーや国境を超えた多様な人々の姿。多様性とは、国境とはーー。☆WEB SHOP➡️ http://hiruneko.thebase.in/items/21586900・金 玖美 (きんくみ) / KOOMI...
『たぶん彼女は豆を挽く』(mille books)
- 2019/06/29
- 17:40
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。庄野雄治『たぶん彼女は豆を挽く』(mille books)たぶん彼女は豆を挽く [ 庄野 雄治 ]「こんなに広く普及しているにもかかわらず、良く知られていない食品も珍しい」豆や道具の選び方、美味しく淹れる方法など、コーヒーの奥深き魅力と、徳島・アアルトコーヒーの日々のこと。シンプルで雑味のない文章は、澄み切った一杯のよう。一方で、ロースターとしての蓄積、店を営業してきた経験が醸し...
『八百屋とかんがえるオーガニック』(アノニマ・スタジオ)
- 2019/06/28
- 17:21
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。warmerwarmer 著『八百屋とかんがえるオーガニック』(アノニマ・スタジオ)八百屋とかんがえるオーガニック! [ warmerwarmer ]今や当たり前に使われるようになった「オーガニック」という言葉。でもそれは、ただ単に“ライフスタイルの一つ”として消費されていないだろうか?オーガニックとは、思想であり、哲学であり、希望であり、祈りである。「美しく、おいしい」野菜の種(たね)から考...
『ころべばいいのに』(ブロンズ新社)
- 2019/06/27
- 16:36
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。ヨシタケシンスケ『ころべばいいのに』(ブロンズ新社)ころべばいいのに/ヨシタケシンスケ「どうして あんなこと いうんだろう」「みんな いしにつまずいて ころべばいいのに」嫌いな人のせいで全然楽しくない。「わたしって、ダメなの?」って、自分のことも嫌いになっちゃう。ああ、誰かを憎んでいる時間がもったいない!頭の中でやっつけたり、逆に全然関係ないことをしてみたり、好きな...
製本ってなんだろう〜「製本」という仕事
- 2019/06/27
- 15:26
*定員に達したため、満席となりました。キャンセル待ちをご希望の方は、引き続きメールにてお申し込みください。製本のお仕事をなさっているお二方をお迎えし、製本についてのお話を伺います。お一人目は、最近話題のノート「BOOKNOTE」などで知られる、「渡邉製本」の渡邉浩一さん。お二人目は、福音館書店の絵本を中心に製本なさっている「清美堂」の秋田秀明さん。「そもそも製本とは?」といった基礎的なお話から、それぞれの...
『大人ごはん 3号』
- 2019/06/26
- 18:47
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。室谷明津子 編『大人ごはん 3号』食を通して、人、社会、文化を考える雑誌『大人ごはん』の最新号です。第一特集は、「ひとりの時間を考える」。植本一子さん、ツレヅレハナコさんらが語る、ひとりでの食事を通して見えてくるもの。その他、藤原辰史さんのエッセイや、インタビュー、飲み喰い放談などなど。ページ数も大幅に大満腹の仕上がりです。☆WEB SHOP➡️http://hiruneko.thebase.in/item...
『はじめてフィンランド〜白夜と極夜 ひとり旅〜』(河出書房新社)
- 2019/06/24
- 18:48
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。トナカイフサコ 著/ヨキネンタル 監修『はじめてフィンランド〜白夜と極夜 ひとり旅〜』(河出書房新社)はじめてフィンランド 白夜と極夜 ひとり旅 [ トナカイ フサコ ]可愛い雑貨、美味しい食べもの、サウナにムーミン、オーロラまで。フィンランド観光のハイライトを、マンガでわかりやすく解説🇫🇮押さえておきたいポイントやQ&A、「旅のしおり」も親切。初めて訪れる人にも安心のコミッ...
『東京凸凹散歩 荷風にならって』(亜紀書房)
- 2019/06/23
- 17:28
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。大竹昭子『東京凸凹散歩 荷風にならって』(亜紀書房)東京凸凹散歩 荷風にならって東京は坂と丘と谷の街である、と聞いてピンとくるのはよく歩く人。ペダルの重さを感じるという点では自転車乗りの人もそうかもしれないが、文字通り「踏みしめ」「足の裏に刻みつけ」ているのは、やはり歩行の人だろう。台地と平地を色分けした地形図を見てみると、これが本当に東京かと目を疑う。「こんなに...
『イジェアウェレへ フェミニスト宣言、15の提案』(河出書房新社)
- 2019/06/22
- 16:55
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ 著くぼたのぞみ 訳『イジェアウェレへ フェミニスト宣言、15の提案』(河出書房新社)イジェアウェレへ フェミニスト宣言、15の提案 [ チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ ]「これまでの自分と同じような、「女だから」という理由でふりかかる体験を娘にさせたくない」友人からの質問に対する15の提案。完全な個人であること、いっしょにやること。ナイ...
『子どもの本のもつ力』(大月書店)
- 2019/06/21
- 15:26
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。清水真砂子 著『子どもの本のもつ力』(大月書店)子どもの本のもつ力 世界と出会える60冊 [ 清水 真砂子 ]『ゲド戦記』の翻訳や児童文学評論で知られる著者が選ぶ、60冊の「子どもの本」。例え古くても、時代遅れでも、自分が読んで、手にした喜びを、誰かと分かち合いたい。子どもが喜びそう、役に立ちそうだからと選んだ本は、ここには1冊もない。ただの絵本ガイドではなく、著者自身の体...
『クレール パリの女の子が探す「幸せ」な「普通」の日々』(DU BOOKS)
- 2019/06/20
- 18:05
オード・ピコー 著/大西愛子 訳『クレール パリの女の子が探す「幸せ」な「普通」の日々』(DU BOOKS)クレール パリの女の子が探す「幸せ」な「普通」の日々 [ オード・ピコー ]結婚や子育て。男女の考え方の違い。30代のクレールは常にプレッシャーを感じ、幸せを求め続けている。目に見えない足枷のようなものが、ずっとまとわりついているようだ。舞台はフランス・パリ。仕事熱心だし、それなりに順調。でも「女」を取り巻く...
『宮本常一 伝書鳩のように』(平凡社)
- 2019/06/19
- 19:07
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『宮本常一 伝書鳩のように』(平凡社) 宮本常一 伝書鳩のように (STANDARD BOOKS) [ 宮本 常一 ]漂泊民や被差別民、歴史の表舞台に姿を現さなかった無名の人々の営みや知恵に光を当てた「野の学者」宮本常一。彼は生涯で4千日を旅に暮らし、3千を超える村々を訪ねた。その距離、実に地球四周分。常に土地の人と同じ目線で話し、見聞きし、歩いたからこそ伝えられるもの。「塩の道」など数...
『フィンガーボウルの話のつづき』(平凡社)
- 2019/06/17
- 19:07
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。吉田篤弘 著『フィンガーボウルの話のつづき』(平凡社)フィンガーボウルの話のつづき [ 吉田 篤弘 ]「この世でいちばん哀しいのは、一度も語られることのなかった物語と、一度も奏でられることのなかった音楽だ」あの「クラフト・エヴィング商會」吉田篤弘のデビュー作が、装いも新たに復刊。靄に包まれたようなつかみ所のない風景、それでいて細々と描かれたものたち。世界中の様々な小さ...
『とおいまちのこと』(佼成出版社)
- 2019/06/16
- 18:55
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。植田真 作/nakaban 絵『とおいまちのこと』(佼成出版社)とおいまちのこと [ 植田真 ]雨の日。郵便受けからコツンコツンと音がします。小鳥が咥えていたのは、青い封筒。それは遠くで暮らす、友だちからの手紙でした−−。やさしい雨、火にかけたポット、港町の声。色々な音が混ざるのに、目を閉じると広がるのはただ静かな風景。沁み入るような絵本。あわせて発売された『みなとまちから』は...
『みらいめがね それでは息がつまるので』(暮しの手帖社)
- 2019/06/15
- 16:38
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。荻上チキ 文/ヨシタケシンスケ 絵『みらいめがね それでは息がつまるので』(暮しの手帖社)みらいめがね それでは息がつまるので [ 荻上チキ ]ディズニープリンセス、LGBT、うつ。様々な話題で語られる、「常識」や「思い込み」。でも“めがね”を掛け替えるだけで、生活の見え方はぐんと変わる。荻上チキと、ヨシタケシンスケ、それぞれの「視点」による構成は、まさにこの内容に添ったもの。...
『夜のあいだに』(ゴブリン書房)
- 2019/06/14
- 18:26
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。テリー・ファン&エリック・ファン 作原田勝 訳『夜のあいだに』(ゴブリン書房)夜のあいだに [ テリー・ファン&エリック・ファン ]朝、ウィリアムが窓の外を見ると、町の人たちが集まっていました。一夜の間に、こんなことが起こるなんて。一体誰が?どうやって?とても信じられない出来事です。しかもそれは、その夜だけでは終わりません。翌日も、そのまた翌日も、通りには何かが起きてい...
『いろはに北欧 わたしに“ちょうどいい”旅の作り方』(ダイヤモンド社)
- 2019/06/13
- 19:04
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。森百合子 『いろはに北欧 わたしに“ちょうどいい”旅の作り方』(ダイヤモンド社)いろはに北欧 わたしに“ちょうどいい”旅の作り方 [ 森 百合子 ]北欧各国を繰り返し旅する、著者・森百合子さん。当店のお客様にはお馴染みかと思いますが、数多くの著書を始め、メディアへの出演、イベントへの登壇など、まさに国内における「北欧の第一人者」と言っても差し支えないほどの活躍ぶり。そんな森...
HIRATA EXHIBITION『もぐもぐ もぐらのいちにち』
- 2019/06/12
- 18:03
ひらたまりなさん、2度目の個展を開催します。手創り市でその作品に惚れ込んだことがきっかけで開催した、個展「もぐもぐもぐらの住む街」(2017年12月)。多くのお客様を魅了し、ひるねこBOOKSに一大もぐら旋風を巻き起こしました。今回は一体どんな空間を作り上げてくださるのでしょうか。—-もぐもぐもぐらさんの1日の過ごし方をのぞいてみましょう!毎日どんなことをして楽しんでいるのか?今回の個展では、もぐらさんの楽しい...
『台湾レトロ氷菓店』『アイスの旅』(グラフィック社)
- 2019/06/12
- 16:50
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。ハリー・チェン 著、中村加代子 訳『台湾レトロ氷菓店』(グラフィック社)台湾レトロ氷菓店 あの頃の甘味と人びとをめぐる旅 [ ハリー・チェン ]台湾で長く愛される氷菓店(冰果室)は、単にかき氷を食べさせるだけの店ではない。食堂でありカフェであり、人々の心の居場所でもある。削られた氷、職人の手、盛られる器。その全てが美しい。一口食べれば、あの頃の、甘く、いつまでも溶けない...
『超約 ヨーロッパの歴史』(東京書籍)
- 2019/06/09
- 18:56
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。ジョン・ハースト 著福井 憲彦 監修倉嶋 雅人 翻訳『超約 ヨーロッパの歴史』(東京書籍)超約 ヨーロッパの歴史 [ ジョン ハースト ]古代から中世、近代、そして二つの世界大戦。2000年以上におよぶその歴史を、「ギリシャ・ローマ文化」「キリスト教」「ゲルマン戦士」といった要素を中心に大胆に読み解く。混迷を深める現代に改めて問う、「ヨーロッパとは何であったか」。図版も多数掲載...
『すごい論語』(ミシマ社)
- 2019/06/08
- 18:53
安田登『すごい論語』(ミシマ社)すごい論語 [ 安田登(能楽師) ]著者は能楽師。能も論語も「つまらない(と思われている)」にも関わらず、なぜこんなにも長く人々を魅了し続けているのか?という疑問から改めて論語に向き合います。冒頭の〈『論語』を孔子の時代の文字で書き直す〉に仰け反ります。なんと孔子の時代には、「惑」という漢字はなかったのだとか。ということは、あの有名な「四十にして惑わず」というのは一体?...
北欧ライフスタイルマガジン「LifTe」vol.2
- 2019/06/07
- 18:13
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。北欧ライフスタイルマガジン「LifTe」vol.2入荷です!先日、関西のイベントで先行販売されていましたが、当店でもいち早く取り扱いがスタートしました。デザインやアート、料理にビール、コーヒー。様々な「可愛い」「美味しい」の向こうには、必ず「手=Te」の存在がある。「できるだけ人に寄り添うメディアでありたい」ただのガイドブックではなく、北欧の人々、そして北欧に関わる日本の作り...
「petit main」サイト〈6月の絵本〉更新されました。
- 2019/06/07
- 12:37
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。子ども服ブランド petit main での絵本紹介、6月分が更新されました。今月は・『おうちなのね』(ブロンズ新社) ・『あめふりさんぽ』 (講談社)・『ぼくはフクロウ』 (BL出版)の3点です。よろしければご覧ください。⇨http://petitmain.jp/culture/0605...
『言の葉連想辞典』(遊泳舎)
- 2019/06/06
- 18:42
遊泳舎 編集/あわい イラスト『言の葉連想辞典』(遊泳舎)一つの漢字から浮かぶ様々な言葉。それはまるで、枝に連なる無数の葉のよう。美しいイラストを眺めていると、次々と言葉が生まれ、染み入ってくる。表現には無限の可能性があって、こんなにも自由。言葉は時に凶器にもなるが、心を洗い、慰め、温めるものであってほしい。☆WEBSHOP➡️http://hiruneko.thebase.in/items/20837163...
『ユリイカ2019年6月臨時増刊号 総特集=書店の未来-本を愛するすべての人に-』(青土社)
- 2019/06/05
- 16:41
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『ユリイカ2019年6月臨時増刊号 総特集=書店の未来-本を愛するすべての人に-』(青土社)「出版不況」「活字離れ」というワードが当たり前に語られ、出版界を取り巻くニュースには、もはや枕詞のように用いられる。だが、それは本当なのだろうか?本当に、人々は本を読まなくなっているのだろうか?確かに書店の撤退や倒産は後を絶たないし、大手取次会社の業績も悪化するばかり。出版社は高...
『さわれる まなべる うみのいきもの』『そら にげろ』
- 2019/06/02
- 18:09
ステファニー・ババン 文ナタリー・シュー 絵大浜千尋 翻訳『さわれる まなべる うみのいきもの』(パイ インターナショナル)さわれるまなべるうみのいきものつるつる、ザラザラ、ぼこぼこ。カメやマンタ、サメなど、様々な海のいきものを指で触って楽しめます。生態や特徴といった豆知識もつまっていて、気持ちの良い感触とあわせ、これはもう忘れられません。忘れられない夏の思い出です。長田真作『そら にげろ』(岩崎書店)...
ドイツ ドレスデンのミュージアムポスター展
- 2019/06/01
- 18:28
神戸の北欧雑貨店・マルカさんのご協力により、企画を実施します。(「イェンニ・トゥオミネン新作テキスタイルお披露目会」と同時開催です)〜〜1月のこと、ドイツのドレスデンへ買い付けに行ってきました。ふるくてかわいいもの探しの旅はどこへ行ってもかわりません。めずらしいヴィンテージポスターを運良く見つけることができました。ドレスデンのミュージアムポスターのちいさな巡回展を全国6カ所で開催します。ポスターの...
イェンニ・トゥオミネン新作テキスタイルお披露目会
- 2019/06/01
- 18:23
神戸の北欧雑貨店・マルカさんのご協力により、企画を実施します。(「ドイツ ドレスデンのミュージアムポスター展」と同時開催です)2019年に誕生したテキスタイルブランド「ullakko」神戸栄町で2015年より2年だけオープンしていた屋根裏部屋みたいな雑貨店ウーラッコがテキスタイルブランドとして復活します。第1作目となるアーティストはフィンランドのデザイナー、イェンニ・トゥオミネン。新作テキスタイルのお披露目会を開催...