『月で読む あしたの星占い』(すみれ書房)
- 2019/08/31
- 18:46
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。石井ゆかり 著、カシワイ イラスト『月で読む あしたの星占い』(すみれ書房)月で読む あしたの星占い [ 石井ゆかり ]不安や迷いがある時、占いは心に寄り添ってくれる。でも、人はついつい依存しがちだ。それは単に答えを授けるためのものではなく、本来は日々の出来事を捉え直すための手掛かりであるはず。毎日は嫌でも続いてゆく。生活の中で何か上手くいかないとき、「これはどういうこと...
佐々木あい個展「クマクマ額縁店」
- 2019/08/31
- 14:17
北欧愛に溢れたグッズが当店でも人気の、佐々木あいさん。2度目の個展を開催します。前回の個展から2年半が経ちました。今回は、えほんの原画の展示がメイン。もちろん、オリジナル北欧モチーフグッズの販売もいたします。どうぞお楽しみに!●会期:10/2(水)〜10/16(水)11:00~20:00
(店舗営業時間に準じます) *最終日は16時まで・会期中の休業日:10/8(火)、10/9(水)、10/15(火)営業時間変更の場合がありますので...
『ウニヒピリのおしゃべり』(講談社)
- 2019/08/30
- 17:51
吉本ばなな、平良アイリーン『ウニヒピリのおしゃべり』(講談社)ウニヒピリのおしゃべり ほんとうの自分を生きるってどんなこと? [ 吉本 ばなな ]「子どもは、どの子だって、ビーズや、好きな絵本や、偽のコインでバッグをぱんぱんにしてる。私ね、はじめそれをとがめようと思った。むだだからやめなさいって。(中略)でも、今は違うよ。むだなものがいちばんキラキラしていて、人生はそういうものを食べたがってるってわかっ...
『初山滋 永遠のモダニスト』(河出書房新社)
- 2019/08/29
- 18:32
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。竹迫祐子 編『初山滋 永遠のモダニスト』(河出書房新社)初山滋 永遠のモダニスト (らんぷの本) [ 竹迫 祐子 ]「私の空想、私の夢は、私の筆の線に乗っていろいろの楼閣をきずいてゆく」。美しい色彩と、流れるような線。童画や造本、教科書、版画など幅広い仕事は、今なお多くの人を魅了する。骨董や浮世絵、酒を愛し、戦争を賛美する作品は描かない。巨人・初山滋の全て。...
『お猫さまズ暮らし。ぐるぐる』(白泉社)フェア
- 2019/08/29
- 15:42
わかつきめぐみさんの『お猫さまズ暮らし。ぐるぐる』(白泉社)の発売を記念して、フェアを開催します。対象書籍をお買い求めのお客様に、わかつきさんが特別に描き下ろしてくださった、特典のしおりを配布します。*しおりは数に限りがございますので、お早めにご来店ください。●対象書籍『お猫さまズ暮らし。ぐるぐる』 ☆NEW!!『お猫さまズ暮らし。』『やにゃかさんぽ』『もっと やにゃかさんぽ』『やっぱり やにゃかさんぽ』...
『みんなイヌ、みんなネコ』(パイインターナショナル)
- 2019/08/28
- 18:17
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。sippo編集部『みんなイヌ、みんなネコ』(パイインターナショナル)みんなイヌ、みんなネコ [ sippo編集部 ]もともと飼い主のいない野良や、自治体や動物愛護団体に一時保護された保護犬や保護猫たち。本書に掲載されているように、元気に暮らしている子たちがいる一方で、年間数万もの命が「殺処分」という形で奪われている。ペットショップで買う前に、まずは譲り受けるという選択肢を。育つ...
『ロマンチック・ドリンカー 飲み物語精華集』(彩流社)
- 2019/08/26
- 17:56
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。長山靖生 編『ロマンチック・ドリンカー 飲み物語精華集』(彩流社)ロマンチック・ドリンカー 飲み物語精華集 [ 長山 靖生 ]堀辰雄「顔」のオレンジエード。小川未明「白い門のある家」の珈琲。太宰治「美少女」の鉱泉水。ここに並ぶのは、飲み物が象徴的な役割を担う名作たち。「飲む」という行為は「食べる」と同じか、それ以上に官能的だ。一杯の飲み物が潤す物語、あなたは何を思い浮かべ...
『レトロ印刷コレクション』(ビー・エヌ・エヌ新社)
- 2019/08/24
- 16:43
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。レトロ印刷JAM 監修『レトロ印刷コレクション』(ビー・エヌ・エヌ新社)レトロ印刷コレクション [ レトロ印刷JAM ]ズレ、カスレ、色ムラ。その全てが味になる。フライヤーやZINEなどでよく目にする「レトロ印刷」は、その風合いと自由度が魅力だ。300点の実例を眺めながらイメージを膨らませて、自分でもいざ挑戦。原稿のつくり方やQ&Aも。アイデアの源がここに。☆WEB SHOP➡️ http://hiruneko...
『若者は社会を変えられるか?』(かもがわ出版)
- 2019/08/23
- 18:28
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。中西新太郎『若者は社会を変えられるか?』(かもがわ出版)若者は社会を変えられるか? [ 中西新太郎 ]若者は本当に政治に無関心か?それとも何かが変わるのか?そもそも「若者」と一括りにすること、大きな主語で語ることの問題を認識しつつ、“政治に近づかせない”仕組みや、不満や要求を抑えこませる自己責任感覚について。社会は変わる。組み直そう。...
『江戸文化いろはにほへと』(亜紀書房)
- 2019/08/21
- 18:41
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。駒形どぜう 六代目 越後屋助七 著『江戸文化いろはにほへと』(亜紀書房)江戸文化いろはにほへと 粋と芸と食と俗を知る愉しみ [ 駒形どぜう 六代目 越後屋助七 ]江戸の町と人情、味、風俗と技。各界の第一人者が語る江戸噺。実践編では歌舞伎や大相撲、寄席など「粋なおとなの愉しみ」が。江戸の香りがふわりと閉じ込められた一冊。名所・名店案内を参考にまちを巡れば、すっかり江戸っ子気...
『文藝別冊 総特集 ヒグチユウコ』(河出書房新社)
- 2019/08/19
- 17:58
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『文藝別冊 総特集 ヒグチユウコ』(河出書房新社)[総特集]ヒグチユウコ 指先から広がる魔法 (文藝別冊) [ ヒグチ ユウコ ]現実とユートピアの狭間のような、摩訶不思議な世界は、いかにして生まれるのか。冒頭の2万字インタビューは、絵を描く全ての人に読んでほしい。保育園の頃、母親に「私は絵を描くほうに進もうと思ってる」と話したというエピソードに仰天。「なぜ絵を描くのか?」...
『自由思考』(河出書房新社)
- 2019/08/18
- 18:02
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。中村文則『自由思考』(河出書房新社)自由思考 [ 中村 文則 ]子どもの頃の思い出から、ドストエフスキー、出版業界、政治の話題。軽やか且つ率直な文体で綴られるエッセイからは、日常の些細なことを面白がるユーモアと、この国で生きてゆく困難さが伝わってくる。そして勇気と強さをもらえる。思考も表現も、限りなく自由でいたい。ベストセラー作家・17年の「思考回路」。作家たる者、斯く...
『で、オリンピックやめませんか?』(亜紀書房)
- 2019/08/16
- 15:02
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。天野恵一、鵜飼哲 編『で、オリンピックやめませんか?』(亜紀書房)で、オリンピックやめませんか? [ 天野 恵一 ]膨大なコスト、自然破壊、健康リスク、ワイロ、ボランティア搾取、ナショナリズム、優生思想……。18の視点からの「NO五輪」。単なる感情論ではない、この真摯な提言は、よほど鈍感な人、私腹を肥やす人以外には届くでしょう。まさか「これで日本が元気になる!」なんて、本気で...
『本屋がアジアをつなぐ』(ころから)
- 2019/08/12
- 17:24
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。石橋毅史『本屋がアジアをつなぐ』(ころから)本屋がアジアをつなぐ 自由を支える者たち [ 石橋 毅史 ]韓国、台湾、香港。東アジアにかつて存在した本屋、新しく立ち上がった本屋たちは、常に言論や表現の自由と向き合い、闘ってきた。何を売り、何を置かないのか。それは正に未来そのものだ。政治や社会問題に、本屋の役割が無いはずがない。私たちは本の中身だけを売っているのではない。そ...
『角野栄子 エブリデイマジック』(平凡社)
- 2019/08/10
- 17:13
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。角野栄子『角野栄子 エブリデイマジック』(平凡社)角野栄子 エブリデイマジック (コロナ・ブックス コロナ・ブックス) [ 角野 栄子 ]「魔女の宅急便」「おばけのアッチ」…彼女の魔法の源は、どこにあるのだろう。鎌倉での暮らし、好きなもの、海外旅行のメモやスケッチ、俳句、好きな本のリストなど。秘密のスパイスを調合するように、彼女の色々が融けていく。私たちは、まだまだ幸せな...
『わたしの中の自然に目覚めて生きるのです 増補版』(ちくま文庫)
- 2019/08/09
- 17:21
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。服部みれい 著『わたしの中の自然に目覚めて生きるのです 増補版』(ちくま文庫)わたしの中の自然に目覚めて生きるのです 増補版 (ちくま文庫 はー45-4) [ 服部 みれい ]単行本発売から5年。みれいさん自身が移住した美濃で学んだこと、感じたことも盛り込んで、新たな御守りができました。自然は無邪気、そして愛。自然とつながり心も身体も緩めれば、新しい時代もあなたらしく生きやす...
【リトルプレス】yumi kitagishi × kie pinoko「ネコの12かげつ」
- 2019/08/08
- 18:10
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。【リトルプレス】yumi kitagishi × kie pinoko「ネコの12かげつ」の取り扱いをはじめました。イラストレーターの北岸由美さんが、kie pinokoさんとコラボレーションした小さなおはなし絵本。1月から12月まで、季節ごとのネコたちのくらしをそっとのぞくようなストーリー。カレンダーのように飾って楽しむこともできますが、ページをめくって、前の季節を思い出したり、次の季節に思いを馳せた...
『北欧4か国旅行会話』(三省堂)
- 2019/08/07
- 19:28
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。森 百合子 監修、三省堂編修所 編集『北欧4か国旅行会話』(三省堂)北欧4か国旅行会話 フィンランド語・スウェーデン語・ノルウェー語・デンマーク語 [ 森 百合子 ]ことばは文化の基本。北欧に少しでも興味をもったなら、現地のことばを知りたくなるのは自然なことです。北欧の国々をめぐる旅にぴったりの、北欧4言語対照の会話集が発売されました。スウェーデン語・ノルウェー語・デンマーク...
『カルガモゆうらんせん』原画展
- 2019/08/07
- 16:38
昨年1月の『ぽっぽこうくう』『つばめこうくう』原画展に続き、シリーズ最新作『カルガモゆうらんせん』(佼成出版社)の原画展を開催します。今度の舞台は水の上。川沿いの風景がなんとも涼しげで印象的です。もちろん、緻密に描きこまれた背景や小物、クスッと笑えるネタも健在。今回は原画のほか、本作が出来上がるまでにつくられた、ラフ原稿3種類と色校正紙を展示します。作品イメージのような最初のラフ、具体的に船の流れを...
「petit main」サイト〈8月のおすすめ絵本〉更新されました。
- 2019/08/07
- 12:18
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。子ども服ブランド petit main での絵本紹介、8月分が更新されました。今月は・『すいかくんがね・・』(童心社)・『なつのびっくりマジック!』 (教育画劇)・『ねむいねむいねずみとおばけたち』(PHP研究所)の3点です。よろしければご覧ください。⇨http://petitmain.jp/diaries/8%e6%9c%88%e3%81%ae%e3%81%8a%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81%e7%b5%b5%e6%9c%ac...
『これからの暮らし計画』(大和書房)
- 2019/08/05
- 18:40
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。柳沢小実 著『これからの暮らし計画』(大和書房)これからの暮らし計画 今を満たして、明日に備える工夫 [ 柳沢 小実 ]先が見えない時代でも、明日はやってくるし、人生も続いていく。ならば、明日の自分へは良いバトンを渡したい。「1000円台の楽しみを持つ」、「罪悪感のないインスタント」、「日常にユーモアを」。等身大の姿を受け入れ、できるところから少しずつ。“丁寧な暮らし”の、一...
『あなたがおとなになったとき』(講談社)
- 2019/08/04
- 16:51
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。湯本香樹実 文、はたこうしろう 著『あなたがおとなになったとき』(講談社)あなたがおとなになったとき (講談社の創作絵本) [ 湯本 香樹実 ]あなたがおとなになったときどんな歌がすきだろう空はおなじ青さだろうかいちばん手にとりやすいところにあるのはなんの本だろうせかいじゅうのなみだのりょうは すこしへっているだろうか夢や希望、悩みや不安。新たな世界への扉の前に立つ子ども...
『思いはいのり、言葉はつばさ』(アリス館)
- 2019/08/03
- 18:39
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。まはら三桃 著『思いはいのり、言葉はつばさ』(アリス館)思いはいのり、言葉はつばさ [ まはら 三桃 ]チャオミンが友達のジュアヌに見せてもらったハンカチには、不思議な模様のようなものが刺繍されていた。それは中国・湖南省で、文字を習うことのできなかった女性たちが伝承してきた文字「女書」(ニュウシュ)だった。可憐な美しさの裏にあるのは、女性たちの辛苦と、誰かに思いを伝え...
『よい移民 現代イギリスを生きる21人の物語』(創元社)
- 2019/08/02
- 19:10
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。ニケシュ・シュクラ 編、栢木清吾 訳『よい移民 現代イギリスを生きる21人の物語』(創元社)よい移民 現代イギリスを生きる21人の物語 [ ニケシュ・シュクラ ]「私たちが(中略)人びとの意識の中の一線を越えて「よい移民」になるまで、社会は私たちを「わるい移民」−−仕事泥棒、福祉手当にたかるやつら、ガールフレンドを盗む連中、難民−−とみなしてくる。」本書に綴られているのは、イギ...
『丘のうえの いっぽんの木に』(童心社)
- 2019/08/01
- 13:23
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。今森光彦 作『丘のうえのいっぽんの木に』(童心社)丘のうえの いっぽんの木に (絵本・こどものひろば) [ 今森 光彦 ]小さな丘に、一本のエノキが立っていました。春、落ち葉の下で眠っていたオオムラサキの幼虫が目を覚ましました。「よいしょ、よいしょ」何日もかけて幹をのぼり、美味しそうな葉っぱをめざします。やがて丸々太った幼虫はサナギになり、ついに紫色の羽をもつ立派なチョ...