『岐阜マン』(エムエム・ブックス)
- 2020/04/24
- 18:17
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。塚原裕基『岐阜マン』(エムエム・ブックス)郡上八幡、長良川、白川郷に下呂温泉。見所は多いのになぜか「地味」な印象を持たれがちな岐阜。そんな岐阜の魅力を伝えるべく、岐阜マンは親友の猫シェフチェンコとともに今日も行く。あいことばは「プヒャー!」。最高にユルい漫画を楽しみながら、岐阜弁講座やお勧めのお土産、イベントカレンダーまで知ることができちゃいます。気づいた時には...
『北欧の幸せな社会のつくり方』(かもがわ出版)
- 2020/04/23
- 19:10
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。あぶみ あさき『北欧の幸せな社会のつくり方』(かもがわ出版)北欧の幸せな社会のつくり方 10代からの政治と選挙 [ あぶみ あさき ]北欧各国の選挙は、まるでお祭りのようだ。候補者がコーヒー片手に市民と語り合うのは普通のこと(コーヒーさえ用意できない政党は「勝つ気がない」と言われるほど)。「有権者」ではない小さな子どもも、はたまた他党の支持者であっても、皆ごく自然に選挙ス...
『暗やみの中で一人枕をぬらす夜は』(新泉社)
- 2020/04/22
- 19:04
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。ブッシュ孝子 著/若松英輔 解説『暗やみの中で一人枕をぬらす夜は』(新泉社)暗やみの中で一人枕をぬらす夜は ブッシュ孝子全詩集 [ ブッシュ 孝子 ]暗やみの中で一人枕をぬらす夜は息をひそめて私をよぶ無数の声に耳をすまそう……夜の闇にこだまする無言のさけびあれはみんなお前の仲間達暗やみを一人さまよう者達の声沈黙に一人耐える者達の声声も出さずに涙する者達の声——本書より若くして...
『ぼくの ポーポが こいを した』(岩崎書店)
- 2020/04/19
- 18:07
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。村田 沙耶香 著、米増 由香 絵、瀧井 朝世 編『ぼくの ポーポが こいを した』(岩崎書店)ぼくの ポーポが こいを した (恋の絵本) [ 村田 沙耶香 ]親友のポーポが、ぼくのおばあちゃんと結婚することになった。そんなの絶対に変。だってポーポは、ぬいぐるみなのに。「そうだろうねえ」おばあちゃんは笑う。「でもね こいは へんなんだよ。へんになるのが こいなんだから」。真っ青な空の...
『風と双眼鏡、膝掛け毛布』(筑摩書房)
- 2020/04/18
- 18:12
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。梨木香歩『風と双眼鏡、膝掛け毛布』(筑摩書房)風と双眼鏡、膝掛け毛布 [ 梨木 香歩 ]熊野や日光といった街道。ざわっとする地名の姨捨や毒沢、アイヌ文化由来の利尻、沖縄の今帰仁……。梨木香歩が全国の地名から想起し、綴ったエッセイ。今いる場所。離れていながら想いを馳せる場所。地名の味わいの奥深くには、温かさと重みが在るようだ。人はこんなにも、土地と分かち難く結びついている...
『五十八歳、山の家で猫と暮らす』(亜紀書房)
- 2020/04/16
- 18:26
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。平野恵理子『五十八歳、山の家で猫と暮らす』(亜紀書房)五十八歳、山の家で猫と暮らす [ 平野 恵理子 ]母の思い出と不在をともに嚙みしめながら、ひとり山で暮らす。いや、猫ととともに。八ヶ岳に巡り来る四季は、あまりにも美しく、離れがたい。〈ここに一人でいると、なにからも自由な、すっかり解放された感覚と、内側へ深く入っていく自分の両方を強く感じた。〉——本文より買い物、...
WEBSHOP限定企画【柊有花🌷書店】
- 2020/04/16
- 16:20
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。イラストレーターの柊有花さんに選書を依頼し、当店のWEBSHOP限定で、柊有花🌷書店をオープンします。1月に、イラスト企画でもお世話になった柊さん。店内では一筆箋やブローチなどのグッズも色々と取り扱っています。本の関係のお仕事をされるなど、本好きなことでも知られる柊さんに、花や植物をテーマに数冊選んでいただけるようお願いしたところ、ミクロ的な視点から始めて、何気ない日常の...
『タマ、帰っておいで』(講談社)
- 2020/04/15
- 19:11
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。横尾忠則『タマ、帰っておいで』(講談社)タマ、帰っておいで [ 横尾 忠則 ]2014年に亡くなった愛猫「タマ」に捧げる、横尾忠則の91点の絵と文章。「言葉は通じなかったが 目と感情と心でいつも会話を交わしていた」。猫はミューズであり、美の化身であり、時にはアーティスト自身でもある。「画集」を遥かに超えたもの。ここには愛しかない。...
『まだ未来』(ゆめある舎)
- 2020/04/12
- 18:03
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。神保町の取次さんで先日紹介された、『まだ未来』(ゆめある舎)。こちらはドイツ在住の作家・多和田葉子さんの新詩集です。17編全編書き下ろし。国内では2年ぶりの刊行です。活版で印刷された詩が、綴じられずにそれぞれ独立した作品として、美篶堂製作の箱に収められています。本体5,000円+税、限定1,000冊。店頭に見本もございます。https://hiruneko.thebase.in/items/27782566...
『へそまがり』(宝島社)
- 2020/04/11
- 18:09
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。菊池亜希子『へそまがり』(宝島社)へそまがり [ 菊池 亜希子 ]ひるねこBOOKSをオープンしてから密かに抱き続けているのは「菊池亜希子さんがいつか立ち寄ってくれないだろうか」という思いです。絵本や雑貨、旅行や喫茶店などへの深い愛情は、どれも共感できるものですし、店も、きっと当店のお客様も、どこかで影響を受けているに違いありません。本や雑誌、その他様々で垣間見る彼女のエッ...
北欧ヴィンテージ絵本展Ⅲ「北欧まなびの絵本」
- 2020/04/11
- 16:03
北欧のヴィンテージ絵本やビジュアルブックなどを紹介しているELäMä booksさんのご協力のもと、今年もまた北欧絵本の企画を開催します。本業がデザイン事務所である ELäMä booksさんは、これまで数多くの北欧絵本やデザインの優れた本などを収集してきました。3回目となる今回のテーマは【 北欧まなびの絵本 】。 デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド各国を中心に ABCの本や子どものための教科書、おとぎ話の本、...
「petit main」サイト〈4月のおすすめ絵本〉更新されました。
- 2020/04/08
- 19:45
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。子ども服ブランド petit main での絵本紹介、4月分が更新されました。今月は・『おしゃれになあれ』(パイインターナショナル)・『フルーツポンチ』(ニジノ絵本屋)・『夜のあいだに』(ゴブリン書房)の3点です。よろしければご覧ください。⇨http://petitmain.jp/diaries/4%e6%9c%88%e3%81%ae%e3%81%8a%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81%e7%b5%b5%e6%9c%ac...
『ちょこっと、つまみ』(河出書房新社)
- 2020/04/06
- 19:58
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『ちょこっと、つまみ』(河出書房新社)ちょこっと、つまみ おいしい文藝 [ 伊丹 十三 ]どんなつまみがあるかによって、酒の時間は格段に変わる。料理屋の味、安い肴、自分でさっと作る一品。そのどれもが愛おしい。ポテトフライ、干物、シウマイ弁当……。呑兵衛たちのアンソロジーを読めば、自然とグラスに手が伸びる。「酒がすすんで困ります」。...
『野中モモの「ZINE」 小さなわたしのメディアを作る』(晶文社)
- 2020/04/05
- 18:51
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『野中モモの「ZINE」 小さなわたしのメディアを作る』(晶文社)野中モモの「ZINE」 小さなわたしのメディアを作る (シリーズ《日常術》) [ 野中モモ ]リトルプレス、ミニコミ、インディペンデントマガジン。一口に「ZINE」と言っても、それを定義するのは難しい。ここで紹介されるのは、いわゆる商業出版でもなければ、企業や著名人が販促のために作ったものでもない。誰にも頼まれていな...
『ヴァイキングの誓い』(ほるぷ出版)
- 2020/04/03
- 18:58
ローズマリー サトクリフ 作金原瑞人・久慈美貴 訳『ヴァイキングの誓い』(ほるぷ出版)ヴァイキングの誓い[新版] [ ローズマリー・サトクリフ ]舞台は十世紀末から十一世紀初めにかけてのヨーロッパ。孤独な少年ジェスティンの運命を変えたのは、ヴァイキング・トーモッドとの出会いでした。ヴァイキング同士の復讐の戦いに巻きこまれ、ジェスティンが最後に辿り着いた場所は。「なんにでもはじまりのときがある。友情にも、愛...
石井ゆかりさん「メッセージ入りサインカード」企画【2020】
- 2020/04/02
- 17:08
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。毎年恒例となった、こちらの企画のお知らせです。今年もまた、「12星座シリーズ」などで知られる石井ゆかりさんの「一言メッセージ入りサインカード」をプレゼントいたします。対象書籍は、以下の通りです。・『青い鳥の本』・『薔薇色の鳥の本』・『金色の鳥の本』・『黒い鳥の本』(いずれもパイインターナショナル)・『愛する人に。新装版』・『愛する力。』(いずれも幻冬舎)・『月で読...