『暗がりで本を読む』(本の雑誌社)
- 2020/10/30
- 17:55
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。徳永圭子『暗がりで本を読む』(本の雑誌社)暗がりで本を読む [ 徳永圭子 ]一冊分の隙間、棚の匂い、読み返す本。日々書店の店頭に立つ著者が綴る心持ちと、厳選された書評。「恐れているのは、誰もが長い文章を読まなくなること。書かなくなること。それが気づかないうちに進むことだ。」「役に立とうが立つまいが、おそらく編まれた書を読む姿は尊い。」「誰かの体験や物語があるというだけ...
『白野真澄はしょうがない』(東京創元社)
- 2020/10/28
- 18:24
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。奥田亜希子『白野真澄はしょうがない』(東京創元社)白野真澄はしょうがない [ 奥田 亜希子 ]助産師、女子大生、イラストレーター、主婦、小学生。5人の「白野真澄」の、五者五様のわだかまりと秘密。名前が同じでも、こんなにも違う人生。生きていくには不器用で、辛いことも苦しいこともあるけれど、毎日は不思議で、愛おしい。どんな人生も悪くない。魅力的な装画は、唯一無二のイラスト...
『世界で読み継がれる子どもの本100』(原書房)
- 2020/10/26
- 18:04
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。コリン・ソルター 著/ 金原瑞人、安納令奈 訳『世界で読み継がれる子どもの本100』(原書房)世界で読み継がれる子どもの本100 [ コリン・ソルター ]グリム童話、若草物語、クマのプーさん、ホビットの冒険、床下の小人たち、ハリー・ポッター……。19世紀に刊行された古典的作品から、長く読み継がれてきた童話、映画化されたヤングアダルト小説まで、将来に残したい本100点を紹介する。絵本や...
『虹いろ図書館のひなとゆん』(河出書房新社)
- 2020/10/25
- 18:26
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。櫻井とりお『虹いろ図書館のひなとゆん』(河出書房新社)虹いろ図書館のひなとゆん (5分シリーズ+) [ 櫻井 とりお ]小学4年生のひなは、病気のせいでなかなか学校に馴染めません。しばらく休んでいたので友だちもできず、体を疲れさせてはいけないので、体育や水泳は見学です。午前中の授業だけで早引けするので、帰る時はいつも一人。校庭を横断していると、砂漠の真ん中を横断している気...
『病と障害と、傍らにあった本。』(里山社)
- 2020/10/22
- 18:05
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『病と障害と、傍らにあった本。』(里山社)病と障害と、傍らにあった本。 [ 齋藤 陽道 ]体が痛い時、心が苦しい時、孤独が辛い時。私たちは本の一節や一文、たった一つの言葉に救われる事がある。もしも今、当事者あるいは介護者になったら、どんな本に寄り添っていてほしいだろうか。誰とも分かち合えない時間、本は外の世界と自分を繋ぐ「窓」となる。12人それぞれの病と障害。本と生きる...
『アネモネ戦争』(BL出版)
- 2020/10/21
- 16:17
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。上村亮太『アネモネ戦争』(BL出版)アネモネ戦争 [ 上村亮太 ]遠いむかしのこと。人々は野に咲く小さな花に「アネモネ」という名をつけました。アネモネの種は風にのって旅だち、あちこちで花を咲かせます。そうやってその種類を、少しずつ少しずつ、増やしていきました。人々は、アネモネの花をだんだん好きになり、やがて自分の手もとにおいておきたい、と思うようになったのです。ついには...
『デザイン偉人伝』(左右社)
- 2020/10/19
- 18:27
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。松田行正『デザイン偉人伝』(左右社)デザイン偉人伝 [ 松田行正 ]携帯できる本をつくったマヌーツィオ、文字を絵として扱ったシェレ、レイアウトに機能美を求めたマラルメ。デザインという言葉が生まれるずっと前から、世界のあちらこちらで偉業は成されていた。「本のデザインに関する」偉人たちの、手法や着想のヒント。これはすごい。https://hiruneko.thebase.in/items/34933489...
kukkameri展 「フィンランドに行きたい気持ちを満たそう」
- 2020/10/19
- 16:54
フィンランドを愛する2人の著者が綴る、新刊『フィンランドでかなえる100の夢』(kukkameri/著 ダイヤモンド社)の発売を記念して、フィンランドを旅した気分になれる写真とイラストを展示します。—-ユニットkukkameriの2冊目の本、『フィンランドでかなえる100の夢』が、この11月に発売になります。前作『とっておきのフィンランド』から2年、今作では、フィンランドでやってみたいこと、かなえてみたい夢、お気に入りの場所...
「a quiet day ISSUE 2020 October」入荷
- 2020/10/18
- 16:32
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。北欧のクリエイターたちのインタビューを編集した、インディペンデントマガジン「a quiet day」最新号が届きました。12号目のテーマは「dialogue(対話)」。彼ら彼女らが考える様々なジャンルや場面での「対話」や、そこから導かれる「本質」について特集しています。また、日本のクリエイターにフォーカスを当てた「THE COMPASS」では、群馬県桐生市を舞台に一本の糸から薔薇染のニットにな...
『まんぷくよこちょう』(文渓堂)
- 2020/10/17
- 17:48
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。なかざわ くみこ『まんぷくよこちょう』(文渓堂)まんぷくよこちょう [ なかざわ くみこ ]まんぷくよこちょう「ふくのいち」の日。たあちゃんは、おじいちゃんと一緒にお買い物へ出かけます。どこかで見たような横丁には美味しそうなものがいっぱい。食べものはもちろん、人の表情、看板まで細かく描かれていて、隅々まで何度も見たくなります。今は少なくなりつつある横丁や商店街ですが、町...
『文藝別冊・総特集 佐野洋子 増補新版』(河出書房新社)
- 2020/10/15
- 18:05
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。『文藝別冊・総特集 佐野洋子』(河出書房新社)総特集 佐野洋子 増補新版 100万回だってよみがえる (文藝別冊) [ 佐野 洋子 ]もしも今、佐野洋子が生きていたら何を書くだろう。「忖度」が蔓延り、本音を語ることにますます臆病になっている世の中に、本質を突いた生の言葉で語りかけてほしい。没後10年、単行本未収録の発掘エッセイや童話、新規対談を増補して刊行。100万回だってよみが...
『一篇の詩に出会った話』(かもがわ出版)
- 2020/10/12
- 18:26
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。Pippo『一篇の詩に出会った話』(かもがわ出版)一篇の詩に出会った話 [ Pippo ]「あなたの好きな詩は?」と聞かれたらなんと答えるだろう。心の内に仕舞い込んだ言葉、ふとした時に口ずさむ一節。誰もがきっと、人生のどこかで特別な詩と出会っている。その詩が連れて行ってくれる場所、見せてくれる風景。11名それぞれと語る、詩の行方。https://hiruneko.thebase.in/items/34710321...
『英語対訳 ムーミン・コミックス』(筑摩書房)
- 2020/10/11
- 17:20
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。トーベ・ヤンソン、ラルス・ヤンソン 著/冨原眞弓、安達まみ 訳『英語対訳 ムーミン・コミックス』(筑摩書房)英語対訳 ムーミン・コミックス [ トーベ・ヤンソン ]ロンドンの夕刊紙に連載され人気を博したコミックは、童話や絵本とはひと味もふた味も違う、風刺やアイロニー、ユーモアで新たなファンを獲得した。実はコミックにしか登場しない人気キャラも大勢。本邦初公開を含む、オリジ...
『いきもののすべて』(青幻舎)
- 2020/10/10
- 17:28
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。フジモトマサル『いきもののすべて』(青幻舎)いきもののすべて [ フジモトマサル ]フジモトマサルの描く、バラバラな個性をもついきものたち。その日常はちょっぴりシュールで愛おしい。不揃いな「天アンカット」は彼らの個性をよく表す。カバーと帯に隠された遊び心とこだわり。手に取ると何重にも魅力が伝わってくる。2006年刊行の名作、待望の復刊。☆WEBSHOP➡️ https://hiruneko.thebase....
『星ダイアリー2021』
- 2020/10/09
- 17:51
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。石井ゆかりさんの『星ダイアリー2021』、入荷しました。シリーズ15年目、これ1冊で12星座を網羅しています。星の動きにあわせて、自分の計画を立てるのも良いですよね。石井さんファン必携のダイアリーです。そして、今年の表紙はなんと柊有花さん。これは当店で売らないわけにはまいりませんね💫というわけで、石井ゆかりさんから直筆のメッセージカードが...
「petit main」サイト〈10月のおすすめ絵本〉更新されました。
- 2020/10/09
- 12:55
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。子ども服ブランド petit main での絵本紹介、10月分が更新されました。今月は・『だれ だれ?ハロウィン』(白泉社)・『さつまのおいも』(童心社)・『ぼくといっしょに 』(ブロンズ新社)の3点です。よろしければご覧ください。⇨http://petitmain.jp/diaries/10%e6%9c%88%e3%81%ae%e3%81%8a%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81%e7%b5%b5%e6%9c%ac-2...
『失われた「文学」を求めて 文芸時評編』(つかだま書房)
- 2020/10/08
- 18:27
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。仲俣 暁生『失われた「文学」を求めて 文芸時評編』(つかだま書房)失われた「文学」を求めて【文芸時評編】 [ 仲俣 暁生 ]「日本の文芸シーンは現在、まごうことなく沈滞している。だがその沈滞は、小説家が書くべきことを失ったからではない。書くべきことがありながら、そこから目を背けているか、書きうる技能あるいは勇気が欠如しているからだ――。」その月で最も重要と思えた文学作品を...
伊藤文子 個展「そらのいろ」
- 2020/10/08
- 16:19
当店では4年連続4回目となる、伊藤文子さんの個展を開催します。—-秋の定番「布展」を今年から展示販売会とし、新たに画家・アーティストとしての作品を発表することとしました。宇宙を超えたその先に光、色、音で出来た美しい世界がある気がしています。不安や恐れの無い世界です。今回その一部を個展「そらのいろ」で発表・販売します。この困難な時代に寄り添いたいと思い、平穏を願い描きました。ぜひ色に癒されてください。—-...
『ひとりの夜にあなたと話したい10のこと』(大和書房)
- 2020/10/07
- 17:48
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。カシワイ『ひとりの夜にあなたと話したい10のこと』(大和書房)ひとりの夜にあなたと話したい10のこと [ カシワイ ]さみしい夜は遠くのことを考える。落ち着かない夜はいつもと違う場所で眠ってみる。かなしい夜はあてもない散歩に出かけてみる。心がザワザワする時、泣きたいことがあった時。すれ違わないけれど、どこかで生きているあなたへ伝えたい。永遠に続くように思える夜にも、変わら...
『あばれネコ』(KADOKAWA)
- 2020/10/05
- 18:20
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。キューライス 『あばれネコ』(KADOKAWA)あばれネコ [ キューライス ]窓から急に現れて、読んでいる本を勝手に閉じたかと思うと机の上を走り回り、カーテンにぶら下がって、挙句にタンバリンを……。ああもう、「ニャー!」じゃないんだよ。何なんだ、その顔は。本当にこんな猫がいたら、もしもいたら、それはもう、楽しくて仕方ないじゃないか。迷惑だけど怒れない。憎たらしいけど憎めない。...
『たべるたのしみ』(mille books)
- 2020/10/04
- 16:34
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。甲斐みのり『たべるたのしみ』(mille books)たべるたのしみ [ 甲斐 みのり ]母が持ち帰ったジャムパン、遠足で掘ったさつま芋、『ぐりとぐら』のカステラ。おいしいものの記憶は永遠に輝き続ける。文筆家・甲斐みのりの食にまつわる膨大な随筆から54篇を厳選し、大幅加筆して再構成。〈朝食・昼食・夕食・おやつの時間を軸に一日の予定を組み、全体のバランスを考えて素材や量を調整するよう...
『デンマークの女性が輝いているわけ』(大月書店)
- 2020/10/03
- 17:09
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。澤渡 夏代 ブラント、小島 ブンゴード 孝子『デンマークの女性が輝いているわけ』(大月書店)デンマークの女性が輝いているわけ 幸福先進国の社会づくり [ 澤渡夏代ブラント ]北欧デンマークでは、どうして当たり前に仕事と子育てを両立できるのだろうか。社会のシステム、権利意識、女性運動の歴史、デモクラシー教育。「人が大切な資源だ」というデンマーク人の考え方はどこから来ているの...
『ミンネのかけら』(岩波書店)
- 2020/10/02
- 17:59
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。冨原眞弓『ミンネのかけら』(岩波書店)ミンネのかけら ムーミン谷へとつづく道 [ 冨原 眞弓 ]トーベ・ヤンソン作品の翻訳者として知られる著者が、出逢った瞬間に衝撃を受けた2冊の本がある。シモーヌ・ヴェイユの『神を待ちのぞむ』、そして『ムーミン谷の冬」だ。東京―パリ―ヘルシンキ。学生時代やアトリエのこと、旅人たちとの賑やかなひと夏、翻訳の日々。ミンネ(記憶)をつないでいく...
「あなたの好きな日に絵を描きます」ドローイングイベント
- 2020/10/02
- 15:12
佐々木未来さんの個展「つくりながらほころびる “Creating joy and wonder”」にあわせて、ドローイングイベントを実施します。あなたの好きな「日」に、その場でお話を伺いながら絵を描きます。日めくりカレンダーの上から絵を描きますので、事前に数字(月と日)をおしらせください。当日までに、描いてほしい題材をいくつか思い浮かべておいてください。原画は、イベント終了後に台紙に入れてお持ち帰りいただけます。●開催日程1...
『子どもの本から世界をみる』(かもがわ出版)
- 2020/10/01
- 16:24
東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。石井郁子 他『子どもの本から世界をみる』(かもがわ出版)子どもの本から世界をみる 子どもとおとなのブックガイド88 [ 石井 郁子 ]生きづらさ、過去と未来を見つめて、多様な豊かさ。様々なテーマで紹介する子どもの本のブックガイド。ここに挙げられている88冊は、「おとなの世界も広がっていき、今をそして明日を考えることができる」本だ。格差や分断、排除がすすみ、政治への信頼は失墜...